2月からのロシアによるウクライナへの侵攻。
ニュースを見ては、落ち込む、怒り、恐怖。
その繰り返し、つい眉間にシワを寄せつつ情報を集めている。
特に、女性や子供たちが苦しむ報道は心がヒリヒリと痛む
主人が(そんなにしんどいなら)
情報をあえて見ないほうがいいんじゃないの。
と私をたしなめる。
最近の妊活カウンセリングの対話の中で
(戦争やコロナ渦の混沌で)
「こんな時代に子供を作るのは不安しかない」
「生まれてきても 日本が侵略されてしまったら?
子供たちの未来はどうなんだろう」
重く心にのしかかる不安を伝えてくださった女性がいた。
その気持ちは理解できる。
杞憂だとか、取り越し苦労だなんて、とても言えない。
では、最悪な状況に合わせ、自分の人生をセットして生きるのか?
それで良いのか?
というジレンマもきっと湧き上がるはず。
守るべき家族がいるということは
生きてゆく上で支え合い、心の励みや強みになるけれど
ときに、弱みにもなる。
弱みとは、守っていかねばならない責任の重さ
そして、
それを失うことの怖さも背負う
ということなのかなと考えたりする。
モノクロームな心はここでいったんやめ
先々週、安定期にはいったNさんからお手紙をいただいた。
大好きな島田先生という言葉があって、熱きものがこみあげた😢✨
可愛い文字とは裏腹に、
モンスター柄の便箋のギャップに笑いもこみあげたよ💗
ありがとうございます。
不妊治療、ことに体外受精の保険診療が開始となって3週間。
いろんなことが少しづつだけどぼやっとわかってきて、
ちょっとだけ愚痴をいわせてもらうと
そんな片手落ちの改定だったのね・・・!
と思うことが多々あり。
不妊治療の荒波を知識と情報をもって
乗り越えてゆくのは
ますます大変な時代になってきていると感じてしまう。
だからこそ、
これからもできるだけ正しい情報を収集し、伝え
そして疲れた心と体を漢方で癒すこと。
体作りを応援したいと思う。
最後に、ちょっと美味しいネタを。
先日、女性の「揺らぎ」のセミナーを
石田屋ガマダンで開催させてもらったときのこと。
ランチ後のデザートはセミナーのための
女性ホルモンを元気にするようなデザートをとシェフにお願いし
できたのが、これ! ↓↓↓
これ!セミナーのお食事タイムにて、ゲストの方々に好評だったのです。
そしてこのスイーツが!
ガマダンダイニングの定番になると本日聞きました!
発酵した小豆とクリームチーズのムースがふわふわでした。
特に、発酵した大豆は
「アグリコン型のイソフラボン」が豊富。
その吸収も良く、女性の健康と美におすすめです
島田プロダクツの和漢ティザンヌ(漢方ハーブティー)
もこちらで一緒にいただくことができます。
GWはちょうどガーデンの樹々も美しい。
ぜひ行ってみてくださいね☕️
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🌸桜開花の候となりました🌸✨
鈴木レディスホスピタル様。
IVFなどの生殖医療を行う新しい施設を昨年より建設中でしたが
完成し3月27日竣工、見学に行ってまいりました。
Suzuki Reproduction Center
(鈴木リプロダクションセンター)
裏手の駐車場から歩いてくると、目に飛び込んでくる
白を基調としたモダンな外観です。
センターの入り口 ↑↑↑
外来はこのセンターでは行わず、
診察が終わってからこちらで治療(採卵など)となるそうです。
また、培養士さんたちが作業を行うラボ(受精や培養、凍結を行う)
や、受精卵の凍結庫などもこちらにお引越しされました。
こちらで採卵を行います。
採精用のメンズルームもありました。
採卵が終わったあと、体をやすめる「回復室」
引き戸を引いてプライバシーを保つことができます
空間にマッチするよう自然に存在する壁面のシルバープレート。
実は、このプレートを見て想いが込み上げました
それは、生殖医療の黎明期
不妊で苦しんでいるカップルがこんなにも多くいることが世に周知される以前。
顕微受精などの技術の向上に貢献された、いまは亡き辻培養士の功績を讃える言葉がこのプレートに刻まれていました
辻先生との出会いはもう10年前。
鈴木レディス様で治療を受けるお客様が
「親身になって受精卵のことなどを伝えてくれる。」
というお声を多々耳にし、、
それならばぜひ当薬局の妊活セミナーでご講演いただけないだろうか?
病院を通じて依頼、許可いただいたことが大きなご縁の始まりでした。
それ以来、生殖医療の最新の情報を伝授いただき、私にとっては生殖医療のご師匠様のような存在でした。
また、地元石川で「臨床培養士学会」が開催された平成28年、辻先生は大会長を務められ、
培養士(エンブリオロジスト)というお仕事の専門性の高さ、高度な技術や集中力を要するものだということも知りました。
2020年春、鈴木レディスホスピタルに最新の機器であるタイムラプスが導入され、その機器を見学させていただいた時が、辻先生と言葉を交わした最後の機会となりました。
その際も、タイムラプスは受精卵の発生の様子も判別できることから
流産につながる受精卵をあらかじめ排除することもできる可能性もあると。
ひとりでもそんなかたを少なくしたいと願っていると。
そんな言葉を伝えてくださいました。
その「タイムラプス」もリプロダクションセンターにお引越しです。
このリプロダクションセンターには、
鈴木康夫院長先生をはじめとし、
多くの職員様の気持ちが込められている建物だと感じます。
この場所が、
1組でも多くのご夫婦の
福音をもたらず場になりますこと
心より願っています
私も微力ですが、妊活カウンセリンにて、
これからも、患者さまの悩みに寄り添ってゆきたいと思っております。
※ リプロダクションの意味は「生殖、繁殖」
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春の野菜や果物が出回ってきました
春キャベツに、新玉ねぎ、アスパラ、えんどう豆
大好きな野菜です。
野菜はわたしは「大地を守る会」で
週一の配達をしてもらっています
あと、駅西のイオンでもオーガニックコーナーがあって嬉しい。
今週は有機のアスパラガスと水菜、無農薬トマトも注文
かぼちゃは特に無農薬ではないものだったので
(私は)こんなふうに皮を削ぎ落としてから茹でます。
もったいないですよね。。
本当は、薬膳的には
「一物全体(いつもつぜんたい)」の観点から
どんなものでもそれを「まるごと」いただくことで
栄養のバランスや陰陽が整うという考え方をします。
そんな意味で、、
かぼちゃだって皮も食べた方が良いのはわかっているのです。
それに皮のポクポクした食感は大好きです。
ですが・・
数年前に、とあるお客様から聞いた言葉が忘れられず。
かぼちゃを出荷する際、
虫食いが困るので、農薬の量を計量することなく
たっぷりと、、、農薬をかけているひと(農家)がいると・・・
出荷まで、何度も何度も、、かけるのだと
それを聞いたらやっぱり、皮を削ぎたくなってしまいませんか。
また、農薬たっぷりと言えば・・・
「いちご」
出荷までに40回〜50回、多いと60回も農薬を散布すると。。
調べてみたら本当みたいで(汗)
どうしても食べたいときは
ほたての貝殻のパウダーで洗って農薬を落としています。
もちろん、ヒトには多少、有害なものがからだに入ってきても
それを解毒するチカラがあるということ✨
また、農薬もある程度は
「毎日摂取しても問題のないであろう基準値」
というものが設定されていて
それを基準に農作物の残留農薬の値が設定されている。
(それを信用するかしないかです・・・)
そして、
農薬を使わない農業がどれだけ大変なことかも。
だから、そんなにピリピリする必要などないのだけれど。。
でも、、無農薬のお野菜を 少し高くても
それを購入することで
頑張って作っている農家さんを
私は応援してゆきたいと思っている。
もう60年前に出版されたレチェルカーソンの
「沈黙の春」
これを読んで衝撃を受けた10年前!!
農薬の使い過ぎ、乱用が生態系を乱し
空に、鳥が鳴かなくなり、みつばちが居なくなり、
やがて、それはわたしたち人間に返ってくるという警鐘が
いままさに現実になっていること。
本当に怖いと思っているのです。
今日、夕方主人がコンビニで買ってきた白ワイン。
目をやると「酸化防止剤無添加」という文字がかなり大きめに。
ちょっと前までは、酒屋さんで探して購入していた酸化防止剤フリー。
いまはコンビニで買えるようになっている。
しかもこんなにデカデカと「酸化防止剤無添加」とある。
ということは、酸化防止剤(亜硫酸塩=SO2)は
からだによくない影響を与えるのかい??
と考える道筋になっているともいえる。
(亜硝酸塩= NaNO2など がはいったハムよりもずっとマシだと思うけれど)
✴︎
2連休の島田の軌跡を
日曜は午前から毎年恒例のお味噌を仕込みました。
昨年は自分で大豆を茹でるところからして大変だったけれど
今年は江戸時代から続く東山の味噌屋さんにて
大豆も材料も準備してもらって楽ちんでした
高木麹店にて
1升半つくりました!麹の香がたまりません。
今年の秋ごろには発酵完了。それまで寝かせます♡
✴︎
今日の祝日は1度行きたいと思っていた教会へ。
金沢市は聖霊病院に隣接する「聖霊聖堂」へ。
一般のかたにも解放している昭和の頃に建てられたロマネスク建築様式の教会です。
聖キリストを正面から撮るのがはばかられ・・
横から撮ったら、ステンドグラスの床への反射が美しく
ウクライナとロシアの停戦を今はただ1日も早く行われますように。
今日は、ただ、ウクライナの寒さや戦火の恐怖におびえる人々のために祈りました。
早く平和が訪れますように。
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