この1〜2週間、妊娠が判明しよかった〜⬆️
と思っていたかたの流産の報告が相次ぎ、一喜一憂しています😣
不育症の検査は
「稽留流産が2回あった場合」はじめて検査すべき
というのがこれまでは主流だったのですが、
最近は、転ばぬ先の杖てきに
1回でも流産があった場合や着床しない場合にも
不育症の検査が行われるケースが増えてきたようです。
もちろん、真の不育症は決してそう多いものではないですし、
不育症の検査は多項目に渡るので
検査費用が嵩むと金銭的にも厳しいですが、
検査を受けて問題ないことが判明すると
(また次の移植へ)
と少しだけ、気持ちの整理もつくことになります。
しかし、流産を1回でも体験された苦しみは当人、ご夫婦しかわかり得ないものです。
うちの薬局前の「かしわばアジサイ」の花がいま見事に咲いています。
白い紫陽花は乾燥して逆さに吊るすと「邪気を払う」と言われています。
さて、問題は
不育症の検査を受けて何も問題がなかった場合の
複数回(2〜3回)の流産です。
あるいは、不育の検査で何かの数値が引っかかり、
対処のための投薬をしていた場合の流産もです。
そんな場合の多くもまた
胎児側の染色体異常が原因のことが大半を占めるといいますが、
当然ながら、再びチャレンジすることに
多くのご夫婦は大変大きな苦痛と不安を背負うのです。
こんなとき、、
漢方ではどんなことができるでしょうか?
例えば・・
受精卵を異物と見なして、
攻撃、排除しようとする働きが強い場合、
私たちの白血球のなかの
ヘルパーT細胞の働きが強すぎるということが言えます。
そんな場合、
着床後の免疫学的な受け入れがうまく行えなくなり
流産につながってしまうようです。
いわゆる免疫力の調整やバランスが大事です。
免疫は高すぎても、低すぎてもよくありません⚖️
免疫細胞の多くは腸内環境が影響しており、
こんなとき、漢方では胃腸(脾胃)の働きをチェックします。
◉胃腸炎などお腹を壊しやすくないか?
◉下痢、軟便がちではないか?
◉ガスやお腹の張りが強くないか?
◉風邪をひきやすかったり免疫力が低下していないか?
などなど。
妊娠というのは、全身症状が整ってこそ成立します。
漢方はホリスティック(全体性のバランス)なのです。
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