12月1日。
今年最後の鈴木レディスホスピタル様での出張妊活カウンセリングの日。
3名の方と妊活にまつわる心の内側。
そして、疑問や葛藤。
40分という短い時間ではありますが
深く、拝聴させていただきました。
ラ・メールの入り口に置かれたかわいいツリー🎄
そうか〜
12月なんだ〜クリスマスなんだ〜と気づく。
妊活は苦しいか否か?
うまく行けば結果オーライ?
でもやっぱり
何度も治療にトライしているとだんだん心が疲弊してゆく。
まして、高額なお金がかかる治療ともなれば💰
ある患者さまにこう尋ねられたことがあります。
質問の大筋はこんな感じ。
これから体外受精の治療を検討していて
芸能人や一般の方々のブログをいま読んでいると
ものすごく大変そうなことが書かれているので心配💦
でも、いったいどんなことが1番大変なのか知りたいと。
きっと、これに関しては各々が体験してみて、
特にしんどかったことはそれぞれかもしれない。
でも、多くのかたがこう言われるのです。
ある程度のお金の投資も
体に針を刺して卵胞を採る痛みも
いつか妊娠できるという未来がわかってさえいれば
乗り越えられる
どこでもドアがあったら未来をのぞきますか??(私はのぞかないなぁ)
〜体外受精での妊娠へのステップ〜
1)タマゴが無事に採れて
(採れないことや空胞のこと、卵の細胞質が壊れていることもある)
2)うまく翌日に受精して(受精しないことがある)
3)凍結できて、または、初期胚や胚盤胞まで育って(育たないことがある)
(この中間に受精卵のグレードを知る)
4)移植できて
(凍結、解凍の際に卵の細胞が壊れてしまうことがある)
5)着床して!(着床しないことがある)
↓
6)妊娠継続(継続しないことがある)
このプロセスのなかで、
(しないことがある)
(できないことがある)
という事の繰り返しに疲れるのだ😞
それは、学校の試験とかテストとかの
(できない)じゃなくって、
自分の分身でもある卵子であり 精子であり
卵子と精子の生命の結晶である受精卵だから
そして、
かわいい赤ちゃんへの第一歩の道だからこそ
その過程が(できない)と
自分に裏切られたように辛くて
もっと言えば、
知らないうちに自分を責めるのだ。
✴︎
あと体外受精を「ラスト1回」と決めているMさん(40代)
今週カウンセリングに来られたMさんのおっしゃった何気ない一言に
私はちょっと気持ちが救われた。
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体外受精を終えたら(ダメだったら)
何か新しいことをしたい。
何をしようかな〜と思っているんです
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そんなふうに、
妊活の終わりに際し
自分に前向きになることを考えられるのって
本当にすごい。
素敵だと思った
今日はZOOMでも、
ご夫婦の妊活カウンセリングを1件行わせていただき
同じく、そろそろ治療の「やめどき」を考え
最後はどんな採卵方法が良いか?
など一緒に考えさせていただいた。
お二組とも悲壮感などなくって、
目標に向かってやれることを
出来るだけの力を使って模索している。
そのお顔、表情、やっぱり素敵だと思った
素敵という言葉は不謹慎ですか?
残された刹那の時間の中、
キリリと緊張感に満ちたお顔。
それは人間が精一杯生きている証のように、、
美しく見えたのです。
✴︎
先週の日曜日、ハイアットセントリックホテルで行われた
KOGEI Art Fair KANAZAWA2021
招待チケットをいただき、観に行ってきました。
この、2体の作品。
ガラス工芸なのですが、とても気になった作品✨
誰かに似ている。。
誰だったかな、、、誰だろう???
ずっとモヤモヤ。。
陽が差してまた良い感じ〜〜。
家に帰ってきて!!
誰に似ているかはっきりしたんです。
それは・・・
阿佐ヶ谷姉妹・・・・笑
(ごめんなさ〜い)
キラキラ輝くグラスにも心を奪われ〜〜✨
やはりたまに美しきものを見るのはリフレッシュになります。
師走に入ってバタバタしてきましたが
心の余裕を持ちつつ
みなさん、健やかにお過ごしくださいね。