まず、
夫以外の精子を使って、人工授精することを
「AID(非配偶者間人工授精)」
と言います。
今日はちょっとだけ重いテーマですが、
昔、本当に10年以上昔、、
ご主人様は精子が造られない病気だと知った
そんなお客様(女性)の
それは苦しい胸のうちのご相談を受けたことを
この記事を読んで、ひたひたと思い出しました 。
そして、この記事中にもあるように
AIDの歴史は結構長く、70年以上にわたって
ひっそりと今もなお
行われているという背景があります。
それを受けるご夫婦が、迷いや葛藤の中から
苦渋の決断をされ、
様々なリスク(想像してみてください)
を承知で行うのは良いのではないか、
と思うのですが、
この記事では、
子供が思春期になった時、
自分の父親がどこの誰なのか知る余地もない
という状況はどんな心理的な影響を及ぼすのか
計り知れないと。
(出自を知る権利の法整備は日本では止まったまま)
そして、、
不妊治療の本当の主役は
治療によって生まれてきた子供なのである
そう結ばれており、
まさしく、と思った。
今や19組にひとりの割合で体外受精で
生まれた赤ちゃんが誕生している。
自分たち夫婦のタマゴ(卵子)と精子で
赤ちゃんを出産できるということ。
それだけで
受精卵のように丸く収まり
何も(出自については)説明はいらない
なぜ、こんな苦しい治療を選択しているのだろう
とふと感じた時、
「陰中陽=陰の中にも陽があり」
別の捉え方もできるのではないか。
✴︎
そんな中、、
先週〜今週も力強きことと、
とても哀しいこと、両方があった。
「力強きこと」は
40代中盤の方の着床の報告があったこと✨
他、20代、30代の着床報告1名づつあったこと✨
どうかこのまま、まずは胎嚢確認を迎えて欲しいと思う。
そして、もう一つ。
先週は、40代で妊娠、出産されたKさんご夫婦が
息子さんを連れて、逢いにきてくださった。
Kさんご夫婦も決して簡単に妊娠出産に至ったわけじゃなくて。
どれだけ苦しい思いを何度も乗り越えてきたかと思うと
ご主人様の爽やかな笑顔が
キュウ〜っと胸に刺さるくらい眩しい。
素敵なお皿(珠州焼き)までいただき。
まだもったいなくて、、使っていません。。
お蕎麦でも乗っけようかな。ありがとうございます!
本当に、
逢いにきてくださってありがとうございます。
✴︎
また話がちょっとそれるけれど
ハリウッドスターのアンジェリーナジョリーの長男(養子)さんが
韓国の大学に進学することになったという記事を読んだ。
長男はカンボジアが故郷という。
彼も思春期。
もう、自分のルーツとか、出自について
深く考える旅 始まっているのかな、とか、、
そんなことを思った。
写真はネットからお借りしてきました。