あなたの風邪はどこから?
わたしは喉から
わたしは頭(頭痛)から
そんな風邪薬のコマーシャル、昔ありました。
(今もあるのかな??)
それくらい、風邪の引きはじめの症状はひとぞれ。

私は必ずと言っていいほど
「喉から」始まります!
そして喉からの風邪の初期症状を訴える人は本当に多いです。
そして、喉から風邪がはいったとき、
みなさんはどんな対処をしていますか?

◉のど飴を舐める🍬
◉うがいをする👄
◉温かいお茶や生姜湯を飲む🍵
◉マヌカハニーをなめる🍯
確かに、飴を舐めたり、温かいお茶を飲むと
のどの粘膜の血流が良くなることから
一時的にのどの痛みが和らぐような「気」がしますが💦
粘膜が荒れているとき、乾いている時
(ここから細菌やウィルスがさらに侵入しやすくなります)
のど飴や水分をとって潤すことは大切ですが、
(はちみつもOK)
のどには、温めるよりむしろ「冷やす」ほうが大事。
こんな時こそ、漢方の出番です
もっと気軽に、あ、のどの違和感!ってかんじたときに
漢方をつかってほしい。
よく使われる葛根湯は、温めて発汗させる
というのが本来の目標なので、
炎症を「冷ます、冷やす」ことが必要な、のどの痛みには効きにくいはずです。
では、私が喉の痛みのときに
必ず使う、おすすめ漢方をお伝えしますね!!💪
1)金羚感冒散(きんれいかんぼうさん)
金銀花(キンギンカ)やハッカが喉の熱を冷まし、
キキョウやカンゾウが喉の痛みや炎症を取ってくれる処方
鼻づまりにも応用できます
あ、風邪にやられてしまったかな??という初期に飲む。
葛根湯で胃がやられてしまう。
(葛根湯はそもそも麻黄が入っているので長期間飲みません)
葛根湯がなんだか合わないというかたにもおすすめです。

2)荊防敗毒散(けいぼうはいどくさん)
my漢方です

慢性的に鼻炎や副鼻腔炎があって、膿(うみ)が鼻や喉に
こびりついていると、喉の風邪をひきやすくなってしまいます。
また風邪のあとにはいつも鼻が詰まって、声がかれる、
喉の調子が悪いそんなかた本当に多いのです。
わたしも上咽頭が弱いため、鼻づまりや鼻炎になりやすく
そこからの「喉の痛み」を発症しやすいため、
そんな時の、大切な喉イタの漢方です。
喉イタの初期にこれを飲むと
すぐに痛みが止まってしまうというスグレモノです✨
どれも3日分から小分けしています。
お気軽にお伝えくださいね。
そして、なによりも大切なのは風邪を予防すること。
つまり
ウィルスに強いからだを作ること。
我が家の風邪予防薬はお茶です🍵
1日1杯の「緑茶」
そして、和漢ティザンヌの「爽雨(さわめ)」
爽雨は、ストレスに対して抵抗力を上げるという
アダプトゲン生薬、エゾウコギもブレンド。
喉の不快感を和らげる、薄荷やレモンバームも。
ぜひ、風邪の予防にお役立てくださいね


2月末には、和トリエより新商品も発売。
お楽しみにしてくださいね!!
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昨年の夏、紹介したブログ
「希望をつないで、46歳と47歳」
この妊活をするおふたかたの
妊活に向かう、こころの持ちかたなどを書きました。
プライバシーに配慮しながら、その後の経過を記します。
46歳だった方は、今年妊娠をされ、安定期を迎え
今週にも、自然分娩あるいは、帝王切開で出産予定。
(文字でおこすと数行なのに、ここまでにはもちろん紆余曲折が・・・)
47歳での初産となります。
今はただ母子ともに健やかに、
出産の日を迎えてくれることを祈るのみです。

そして、、
47歳のかたは妊娠をされ胎嚢も見えましたが、
残念ながら流産となってしまい、
その後、48歳となった今も、再びチャレンジをしたり
時に立ち止まったりして、
自分の可能性の限界を見つめつつも
自分のからだとこころに静かに向き合っておられます。

頑張り続けることは良いことだ、尊いことだ
ということを伝えたいのではありません。
ただ、40代を超えても、
保険診療での治療を受けられなくても
妊活を頑張っておられるかたが
(自分だけでない)と思っていただけたらと思い
その後の経過を記しました。
妊活がひたすら苦しい、つらい、しんどいと思っている方
結婚したのに、幸せでない
ものごとをネガティブに捉えてしまう
人生を楽しめていないと感じる
自分のやりたいことや
したいことがある「今」を犠牲にして妊活を行なっている
もし、そう感じていたら、まずは
今の自分を充実させてあげる
やりたいことをする
3ヶ月でも半年でもいいから。
思い切って治療をお休みすることを
自分に許してみるのはどうでしょうか。
この時の過ごし方のコツは
◉SNSを遮断
◉自分がワクワクすることを積極的に行う
◉いつもと違うことを行う
(体を動かしたり、旅に出かけたり、習いごとをしてみるなど)
特に、お休みするほどでないと感じたら
行きたかった場所にふらっと旅に出ることは本当におすすめです。
これらは、本来の自分を取り戻すワークとなるでしょう。

「妊娠しやすい体づくり」
栄養や睡眠、ストレスケアはとても大切なものですが
頑張れば頑張るほどうまくゆくものではないと感じています。
深く呼吸をして、
食べて、笑って ぐっすり眠る
小さなことにも幸せを感じる本来の自分
取り戻してほしいと願っています。
来る2025年がみなさまにとって
素晴らしいものであることを願って。
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「副腎疲労」という言葉ご存知でしょうか?
(アドレナルファティーグとも言う)
分子栄養学を学んでいる人や
自分の不定愁訴(固定しないさまざまな不調)を検索しているうち
「副腎疲労」という言葉に行き当たった人もいるかもしれませんね。
私がはじめてこの「副腎疲労」について知り、
ブログに書き記したのは、なんと2015年!(履歴にあり)
当時、わたしのブログに行き当たって「副腎疲労」を知り、
遠方から相談に来られるかたがいたのを今でも憶えています。
その時代から見ると、もう10年近く経過し、
今ではすっかりその言葉を調べるとさまざまな情報が出てくるようになりました。
それでも実はあまり知られていないような気がします・・・
「副腎疲労」
文字通り、さまざまなホルモンを分泌する副腎が疲れてしまっていて
なにかしらの不調や症状が現れること。
その症状として現れる代表的なものが以下です。
————————————————–
◻️慢性的な疲労感ややる気のなさ
◻️精神不安定や集中力のなさ
◻️物忘れが多い
◻️低血糖症に陥りやすく
不安や動悸、冷や汗を伴うこともある
◻️甘いもの依存、カフェイン依存
◻️頻拍、動悸、過呼吸(パニック発作)
◻️起立性低血圧
◻️不眠がち、朝起きられない
◻️抜け毛が多い
◻️PMS(月経前症候群)の悪化
◻️花粉症などのアレルギー症状
◻️光や臭いに対する過敏症
◻️性的関心の減退
———————————————–
これだけあれば、どれかに当てはまりそうですね・・・汗

特に副腎というのは、
「ストレスを感じたら1番頑張る臓器!」
言っても良いのかもしれません。
『コルチゾール』というホルモンを分泌して
ストレスに対応しようとするのです。
ですので、ストレスがかかり始めた当初は頑張って分泌するのですが、
やがて、副腎からもコルチゾールが枯渇すると、
やる気がなくなったり、不眠、不安、もの忘れが増えたり
精神的に不安定な状態が続くのです。

さて、、、
妊活相談をしていると、今に始まったことではないのですが、
とにかく現場でのお声は、
旦那様の性欲が乏しく、妊活への意欲が低下している
いざ、タイミングを取ろうとしても
行為そのものに至らない
そんなお声をどれだけ聞いてきたことでしょうか。

もし、ご主人様がいつも疲れていて
仕事の合間にカフェインを多飲していたり、
食後もお菓子やアイスなどの甘いものを食し、
仕事や人間関係でもストレスを抱え、
精神的にも疲弊しておれば
副腎機能の低下を疑ってみるべきだと思うのです。

副腎疲労を改善するには、
さまざまな方法があります。
まずは、食の改善が必要なことが多いです。
(女性も共通)
お昼にインスタンラーメン食べていませんか?
コンビニで菓子パンや肉まんで済ませていませんか?
甘いカフェオレ飲んでませんか?
反して
脳に良いと言われるブレインフード取ってますか?
具体的には、
オメガ3(魚油などの不飽和脂肪酸)
発酵食品など乳酸菌のエサになるもの
プレ、プロ、バイオティクス
玄米雑穀などのビタミン B群が多い食品
マグネシクムや亜鉛などのミネラル
などなど。
上記、ミネラルやオメガ3のほか
私はストレスを改善する漢方生薬もよく使います。
アダプトゲン作用を有するエゾウコギなどです。
ほか、男性が行うと良い副腎疲労を改善する行動もあります。
ご相談くださいね。
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