妊活カウンセリングでは、こんな声が多々聞かれます。
⚫︎卵は採れるのに受精率が悪い
⚫︎受精しても移植できる卵が少ない
⚫︎着床まではするけれど育たない(流産してしまう)
⚫︎原因不明の不妊
そして、多くの女性がこうおっしゃるのです。
「私の卵子が悪いからですかね・・・」
ほんとうに卵子側だけの影響でしょうか?
原因不明性の不妊の場合は、もっと精子の「質」に目を向けるべきかもしれません。
もちろん、受精卵の細胞分裂のエネルギー供給を担うのは
卵子のミトコンドリアが重要です。
例えば、、
「卵子と精子」の大きさの比率は、
よく「りんごとアリ」に例えられる大きさです。
卵子と精子では、保持しているミトコンドリアの量は桁違い!
★ 卵子(ヒト卵母細胞)のミトコンドリアの数
約 10万〜60万個
★ 精子のミトコンドリアの数
約 50〜100個程度

受精後、卵子内のミトコンドリアは
ATPエネルギーを受精卵に供給し続け細胞分裂を支えるから、
女性の卵子が持つミトコンドリアが大切になるわけです!!
では、ここからが本題。
—精子の生殖的な本命、本分はなに??—
精子はミトコンドリアの量が少ないからこそ大切なのは
「DNAの質+運動性」なのです。
⚪︎DNAが損傷していないか?
⚪︎運動性があって、卵子にしっかり到着できるか?
ということがとても重要ポイント。
DNAのダメージを拡大!

冒頭で書いた
⚫︎卵は採れるのに受精率が悪い
⚫︎受精しても移植できる卵が少ない
⚫︎着床まではするけれど育たない(流産してしまう)
に加え、
⚫︎夫の年齢が40歳以上である
⚫︎ 喫煙の習慣、または精索静脈瘤がある男性
という条件が加われば、
DFI検査を受けてみることをおすすめします。
(今まで精液所見が問題なしと言われていたかたも対象になります。)
DFIは「精子断片化指数」(染色体が壊れている割合)のこと。
損傷の割合を数値(%)で示す検査で、欧州生殖医学会(ESHRE)や米国生殖医学会(ASRM)などの国際的なガイドラインでもその臨床的価値が認められている検査です。
DFI、精子断片化が30%を超えると
自然妊娠の妊娠率が、
著しく低下することも報告されています。
(DFIの正常値は24%以下)
以下は、妊活カウンセリング(第一水曜日)を担当している
金沢市の鈴木レディスホスピタル様のインスタから抜粋しました。
毎回、わかりやすく妊活の専門的な知識をまとめてあるので
ぜひチェックしてみてください。
※鈴木レディスホスピタルでは、ご希望のご夫婦には、自費で検査をしてもらえるとのことです。
鈴木レディスホスピタル様 インスタグラムより引用



もし、万一、この結果が思わしくなかったら、、
損傷度が高かったら・・・
そんな対処法、養生法などもまた後日記したいと思います。

さぁ、もうすぐ大型の連休がやってきますね。
わたしは3冊の本を購入しました
(中古あり)
2泊、旅にでるので、ゆっくり読みたいと思っています。
でも、気になって先にフライングして読んでしまった本があって
ほんとうに素敵な内容で、これこそ旅に持参すべき一冊だったかもしれない。
『ミッドナイトライブラリー』:マットヘイグ著

時折、主人公が、哲学者や詩人たちの言葉を引用するシーンがあって、
特に、
「人生の意味を知っただけでは。その人生を生きたことにはならない」
(カミュの言葉を要約)という言葉。
不条理を理解したうえで、それでも生き続けることに意味がある。
この言葉が物語の内容に本当にマッチし、
そして、今の自分と、自分の周囲で起こっている事象に重ね合わせ
まるごと深く本を味わいました。
みなさま、良き連休をお過ごしください。
漢方カウンセリングでまたお会いしましょう。
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4月1日
桜開花 春爛漫の季節となりました。

わたしは3月初旬、インフルエンザ(B型)に罹患し、
久しぶりにとことん!
打ちのめされました。
昨年から発生したストレスの種も原因だったかな
と振り返ることもあり。
そのとき、自分の生命力について 考えることがあったので綴ります。
ガクガク震える異常な寒気のあとにやってくる
39度6分という体温計の数値をたびたび見てビビる。。

解熱剤を入れるたび、熱というものをコントロールできない自分に
悔しくて(負けた〜〜)と心のなかでつぶやく。。
解熱剤や抗菌剤でからだに無理くり熱を下げさせることに
(わたしのからだ、本当にごめんね)とうなされながら謝ったりしていた。

自分なりに学んできた方法(傷寒論)で
風邪やウィルスと闘いたかったのだ
麻黄湯で発汗、解熱し、小柴胡湯で微熱や胃腸を守り切り
痰咳は竹筎温胆湯でしのぐ予定だったのに。
決して解熱剤や抗菌剤じゃあなかったのに!!!!
(軽い肺炎になっていたから仕方なかったのだけど・・)
すっかり、V字回復したいま思う
どんなに抗っても、その勢いが強いときは
自分の思った方向性に向かないことがあるということを改めて知る。
それに巻き込まれることしかできない無力感を味わうこと。
まな板の鯉のようにただ横たわり 医療に頼ること。
それを謙虚に受け入れる選択肢しかない。

これは、癌や特別な病気の方だけが味わうものじゃなくて、
不妊治療やアトピーで悩んでいるひとだって
みんな感じたことがある無力感なんじゃないかと。
生命力は自分でコントロールできないことが多々ある。
治療の方針は自分で舵取りが困難なことがしょっちゅうある。
だから、日頃の養生が必要なんです!
なんていうつもりはまったくなく!!!
どんなに頑張っていても、なるときはなるし
深みに陥る時がある
でもそのときに得た「気づき」は大切
自分の生命力を高められるのは自分しかいないから
◉睡眠時間をプラス1時間取る(ほんと体がラク)
◉お腹いっぱい食べすぎる習慣を見直す(甘いものも)
◉腸内環境にもっと目を向けよう(食物繊維、野菜を多めに)
◉いつも目を向けにくい家族の愛に感謝しよう
(ありがとうのエネルギー♡)
↑ 上記がわたしの得た気づき。
そして、治療がうまく行かなくて、
いらいら、くさくさ、落ち込んだときも
どうか自分を責めないで
むしろ
自分のからだ、無理させてごめんね
って、心底ねぎらってあげてください。
————-★
今回、インフルエンザから肺炎を起こしたことで
2軒の病院に行ったんです。
そこで感じたことも補足すると
一軒目の個人の内科クリニックは発熱がある場合、車内で待機
ドクターが出てきて、窓の隙間から喉にペンライトを当てて、ちらっと診察。
胸に聴診器も当てることもない。
マスクをしているのに、車から医師はあとずさりしながら説明。。
ともすれば、「バイ菌」のように避けられている感しかない(苦笑)
二軒目(熱が下がらず主人に引っ張ってゆかれた)の総合病院は
発熱していても、対面で向き合って診察、首、リンパ周辺をさわって、
胸、背中に聴診器も当てて、レントゲン(肺に影あった!)、採血(CRP高かった!)もあり。
もちろん、二軒目だから検査が手厚くなったことは否めません。
でも、1週間後の説明補足(肺の変化、CRPの改善など)も念入りで。

戻って・・・コロナ以降、あの車内待機で行われる簡易的な診察はどうなんだろう?
医療とは「手あて」だ。
その本質について考えたりした。
————-★
そんな気づきもあったこと
自分の生命力について考え、知見を得たこともあった。
私も自身のカウンセリングの際
「薬剤師として」できることをもっと考えてゆきます。
生命力を高める方法
もうひとつあった
自然のなかに身を置いて 深呼吸すること
裸足でアーシングすること
足の指で、砂地や芝生を感じること
今年、弾丸旅で訪れた久米島 この土を素足でふみふみしたい!!

また、大自然のなかに身を置きたい。
こころ穏やかに、春、楽しもう
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子宮のなかはブラックボックス

受精、着床など、どんなことが起こっているか?
現代医学を以ても完全には
わからないというのが現状です。
なぜ着床しないんだろう?
治療を頑張って続けているのに、
体外受精で胚を移植しても、着床しないとき
流産をしてしまうとき
しかしたら「不育症」かもしれない・・・
あるいは「着床障害」かもしれない・・・
そんなご相談が今年は多く寄せられました。
確かに、年齢を追うごとに
受精卵のなかの染色体異常率が高くなります。

それでも、カウンセリングケースのなかで
受精卵が繰り返し着床しない、化学流産してしまう
を繰り返すとき、東洋医学的な視点
———————————————
「全身のバランス」を見る
——————————————–
という考えが、大いに役にたつことが大いにあります。
もう少し噛み砕いて伝えると
「母親の受精卵の受け入れ=からだの免疫バランス」
を見るということです。
生命力を秘めている「木の実」や「種」があっても
畑の土(子宮)の状態が悪いと発芽しないように。
土のなかには、適度な養分があって(血流や水分)
良い菌がいっぱいいて、発芽を助けてくれるか?
(子宮内の細菌バランス)
逆に成長を妨げるような攻撃因子(免疫)がないか?

ことに、免疫のバランスを整えるときは
東洋医学の五臓論では「肺」のはたらきを考えます。
肺につながっているのは「大腸」です。
また、腸内の細菌バランスは子宮のなかの細菌バランスとリンクします。
だから、大腸、つまり「腸内環境をしっかりと整備」するのです。
不育症ではその原因を
・血液凝固系
・免疫システム系の異常
・その他、子宮内の形態
に分けて考えますが、
とりわけ、ミクロの世界では受精卵は大きなもの。
免疫システムがうまく作動しないと
受精卵は攻撃の対象になってしまいます。
これはまさに、今年、ノーベル生理学・医学賞を受賞
坂口氏が発見した「制御性T細胞(略して Tレグ)」のこと。
免疫の過剰な反応を抑える「ブレーキ役」を担う白血球の成分のことです。
さぁ、ここまでお伝えしたら
ぼやっと・・やることが見えてきませんか?
腸内環境をどのように整えるのか?
(ヤ◎ルトを飲むことじゃないよ〜〜汗)
カウンセリングでさらに具体的にお伝えしますね。
今年は、そんな体全体の免疫バランス
そして子宮内の環境、
これを見直すことによって初めて着床!
妊娠継続されている症例が複数あり、
このブログを年末にお届けしたいと思ったのです。
ファイト!!!

もちろん・・うまくいったという症例の背景には
うまくゆかなかった症例もあります。
その想いもまた来年に繋げる。
個人的にはご依頼のセミナーや講座が忙しい1年でした。
2026年は少し、わたしの「内側」を充足し大切にしたい。
もっと家族を大切にしたい。
そして、ご縁のあるお客様ともっと深くこころで繋がらせていただきたい。

CITTA手帳に書き込んだ言葉
またしても、わたしの大好きな陰陽論です。
ものごとの終わりは必ず「始まり」を連れてきます。
その始まりをいつだって楽しむスタンスでいたいですね。
みなさま、心穏やかに2026年をお迎えください。
感謝を込めて
漢方薬剤師:島田和美
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