体の部位によって、
細胞が生まれ変わる新陳代謝の速度 や
血液の流れが、速い場所、遅い場所
があるのをご存知でしょうか?
まず、血流の 1番速い場所は
心臓だそうです。(大動脈)
そして、、
1番遅い場所は・・・
なんとなーく、想像つくかもしれませんが
子宮
特に妊娠後の胎盤。
抗リン脂質抗体などの抗体値が高いかたは
胎盤のなかに「血栓」ができやすいのですが、
ただでさえ、血流スピードが遅く、
血液が固まりやすいところにもってきて、
さらに、それを作りやすい状況になる。
=(イコール)
流産のリスクですよね。
10月、
2度の流産を繰り返している方の
初回のカウンセリングで、
1)ご姉妹も複数回の流産歴があった
2)甲状腺の数値に引っかかった既往歴
があったのという事が妙に気になり、
提携している病院にご紹介して血液検査をしていただくと
結果はクロ。
妊娠したら、低下してゆく
プロテインSという因子が
低いことが判明。
これが低いことでも、胎盤のなかに血液凝固を
おこしやすくなり、
流産リスクが上がるそうです。
プロテイン Sは
妊娠後に正しい投薬などで対処することで
今度こそ流産を防げれば、と思う。
もちろん、
漢方での不育症のケアもしていただいています。
そして、、
今日は
流産を過去に4回もされながら、
40歳で妊娠されたMさんが
「産まれました」
と、まだ入院中のベットの上から
お電話くださった!!
彼女は特に、不育症の因子は見当たらなかったのだけど、
(原因不明)
本当にここまでよく頑張ってこられたなぁ〜と
しみじみ思う。
流産は、心も体も、ふかく深く傷つく。
「また、流産してしまって、、、
良い連絡ができずすみません」
その電話の声を聞くたびに、
「大丈夫、今度はきっと、大丈夫」
という自分の言葉も
虚しく思えて 無力に思えて 悲しかった。
今は
赤ちゃんに会いにゆきたい♡
☆
そして、もうひとつ。
今日はHさんが、
出産の「内祝い」のおまんじゅう(大福)をくださった
あれ??内祝いなんて〜〜!
なんにもお祝いあげてないのに。。
「元気に育つんだよ〜」
夜、もくもくと大福を食べる!(笑)
こんな嬉しい日は、
GI値も糖質オフも返上や〜。
皆様にも大きな福がやって来ますように。
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ミトコンドリアという言葉、
妊活している女性なら
一度は誰しもが聞いたことあると思う。
細胞1個のなかに数百個あるそうで、
これが私たちが活動するエネルギー(ATP)
を作ってくれるというわけです。
女性が、生まれた時から、大事に保管され、
眠っている卵子。
この卵細胞のなかにも、
いっぱいのミトコンドリアが存在しています。
このミトコンドリアと卵子の質の関係性は
最近よく聞かれるようになりました。
そして、卵巣のなかにある卵子の質を高めるのは
実は難しいと言われます。
だから、これ以上、
活性酸素にやられ、キズつかないように、
酸化しないように
守ってやること。
これがほんとうに大事!
なぜなら、エネルギーを生み出す過程で酸素を使うので、
酸化を受けやすいのもまた
ミトコンドリアの性質だからです。
①ミトコンドリアの数は生まれつき個人差があります。
そして、その働きも大きく個人差があります。
例えば、同じだけ食べても、太りにくいひと、太りやすいひとが
いるようにです。
②ミトコンドリアの働きが元気に活性するのは37度と言われます。
ひとの体内酵素の働きも同じですね!
体を温め、運動をし、冷えない体を作りましょう。
③ミトコンドリアのお仕事を増やさないために、
食べすぎをやめる
加工食品など添加物の多い食事も控えめにしましょう。
サプリメントをやたらに重複を摂取するのも
添加物が増えることになります。
④抗酸化効果のある食べ物やサプリメントを摂取しましょう。
そして最後に、意外に知られていない情報。
⑤運動をハードにやりすぎないこと。
今日、うちのお客様とのお話でも出たのですが、
スポーツクラブで大汗をかきながら運動するようになってから
月経不順になったということでした。
これ、よくあるんです。
運動をするとミトコンドリアが元気になるのは確かですが、
「しすぎると」
逆に活性酸素が大量に発生します。
よって、ミトコンドリアがかえって疲れてしまうんです。
運動性無月経なんて言葉もあって、
ストイックに筋トレや運動をする
女性アスリートには無月経なかたが多いのですよ。
なんでも「ほどほど」
「バランス」が大事ですね。
そして、
抗酸化効果があり、かつ、体の解毒をしてくれる
ミトコンドリアが元気になるサプリメント
新たに取り扱いし始めました!
お問い合わせくださいね。
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今日は本の紹介を。
まず、、
私が息抜きによくナナメ読みするのは
浅見帆帆子さんの本。
とってもお嬢サマ育ちで、
住む世界が違うかたなんだけど、
(最近、とうとう婚約した!)
自分の直感を大事にしながら生きているところとか、
インテリアなどのセンスの良さに同性として憧れていたり、、
なんだかいろいろと好きで、力が抜ける(笑)
☆
話しがそれましたが、
わたしが最近、ハマってしまった本。
うちのお客様のOさまから教えてもらった本。
パリでメシを食う
なんの先入観も
前調べもせずに、
アマゾン中古100円で購入した文庫本だったから
この本を読んで、心が動いて
泣いてしまうなんて想像だにしていなかったけど、
それほど感銘を受けた。
この本は、川内有緒さんが
パリに移り住み、
仕事でメシを食っている10人の日本人たちの
取材形式で進んでゆく。
決して大成した10人のサクセスストーリーでない。
なんでそこまでするの?
そこまで石にかじりつくのか?
寂しくないの?
そんな彼らの人生を文章で追っていると
なんだか泣けてくる自分がいた
そして、悔しいほどうらやましくなった。
それは
いつ死んでもいいくらいに、
やりたいことにトライして
毎日を真剣に生きている
そう感じたから。
パリは、
お菓子とエッフェル塔がアイコンの、
洗練された華やかな都のような、
そんな街にみえるけれど、
日本人が職業人として生きてゆくには
とても厳しい街。
そのぶん自由で、
パリには、
「あるべき姿」というものがない。
いつも
あるべき姿を探して、迷い、悩んでいるかたに
あるべき姿に向かって、努力し、
結果がでずに
落ち込んでいるかたに
そして、
あるべき姿に翻弄されているかた(私)に
この本はもしかしたら
カンフル剤になるかもしれません。
Oさん、素敵な本をいつも教えてくださって
ありがとうございます。
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