今日は本の紹介を。
まず、、
私が息抜きによくナナメ読みするのは
浅見帆帆子さんの本。
とってもお嬢サマ育ちで、
住む世界が違うかたなんだけど、
(最近、とうとう婚約した!)
自分の直感を大事にしながら生きているところとか、
インテリアなどのセンスの良さに同性として憧れていたり、、
なんだかいろいろと好きで、力が抜ける(笑)
☆
話しがそれましたが、
わたしが最近、ハマってしまった本。
うちのお客様のOさまから教えてもらった本。
パリでメシを食う
なんの先入観も
前調べもせずに、
アマゾン中古100円で購入した文庫本だったから
この本を読んで、心が動いて
泣いてしまうなんて想像だにしていなかったけど、
それほど感銘を受けた。
この本は、川内有緒さんが
パリに移り住み、
仕事でメシを食っている10人の日本人たちの
取材形式で進んでゆく。
決して大成した10人のサクセスストーリーでない。
なんでそこまでするの?
そこまで石にかじりつくのか?
寂しくないの?
そんな彼らの人生を文章で追っていると
なんだか泣けてくる自分がいた
そして、悔しいほどうらやましくなった。
それは
いつ死んでもいいくらいに、
やりたいことにトライして
毎日を真剣に生きている
そう感じたから。
パリは、
お菓子とエッフェル塔がアイコンの、
洗練された華やかな都のような、
そんな街にみえるけれど、
日本人が職業人として生きてゆくには
とても厳しい街。
そのぶん自由で、
パリには、
「あるべき姿」というものがない。
いつも
あるべき姿を探して、迷い、悩んでいるかたに
あるべき姿に向かって、努力し、
結果がでずに
落ち込んでいるかたに
そして、
あるべき姿に翻弄されているかた(私)に
この本はもしかしたら
カンフル剤になるかもしれません。
Oさん、素敵な本をいつも教えてくださって
ありがとうございます。