先々週、金沢大学の薬草園の芍薬の花がピークをやや過ぎた頃、
ちょうど見学に行く機会に恵まれたので、
芍薬の花を愛でてきました。
その多くがヨーロッパで品種改良されていて、
薬用よりも、花として、観賞用として、の芍薬だけど
美しいものは美しい〜〜
そして、凛としていて瑞々しい香りも大好き。
そんな薬草園を散策中に、
担当の先生が、山椒の木を見ながら、
こうおっしゃったんです。
「この山椒の葉、品種改良されて、
葉のギザギザは無かったんですが、
先祖返りしてまたギザギザになっているので、
気をつけて 触ってくださいね」
と。
せんぞがえり?
先祖返り とは
「 性質が固定されていた植物に、
現在では見られなくなった先祖の形質が突然現れること!」
わたしは、このとき、この言葉にひとり、
ジワジワして感動してたんです。
どんなに人によって手を加えられても
遺伝子を操作されていても
本来のあるべき姿に帰って行く植物の強さよ
(ってね)
⭐︎
私は西洋医学も東洋医学もどちらもその必要があって
お互いの得意な分野、治療法を補え合えば良いよい。
そう思っているのですが、
血圧があがったら降圧剤
コレステロールが高かったら抗コレステロール剤
血糖をさげるための糖尿薬
というような
根本である「食」の改善の無視や
人の「本来の治癒力」を無視した
一時しのぎの治療法はどうなのか?
と思うことがあります。
でもね、、
残念なおハナシですが、
人為てきな操作や、薬に
コントロールされているのはヒトだけじゃないんです
食べ物のタネ、そう「種子」だって、
人為てきに操作されているのをご存知ですか?
わたしたちが普通にスーパーで買って食べる野菜の多くが
F1(エフワン)といって、
1代限りの野菜=その後実ををつけることができない
雄生不念という植物になっているのです。
その背景には、雄しべを人為的に取り除いて、
勝手にほかの植物と交雑しないようにしているからなんですケドね。
(ってことを知らないひと、意外に多いです)
わたしたちは、子孫を残すことができない
植物=食べ物を食べているということ。
これは、いまの先進国の不妊の問題と無関係と言い切れるでしょうか?
ほう〜と気になったかたは、いま種子法がどんな動きになっているか
ぜひ調べてみてください。
そんなことをいつも考えているわたしは、
だからこそ、先祖返りという言葉にジワジワきたのですね。。
今日はイキイキと輝いている女性に
オーダーを受けて
集中力を高め、潜在意識を開花させる!
というお題目でメディカルアロマを調合ました。
わたしがつけたタイトルは
Focus my mind
自分の心にフォーカスする。
フランキンセンスやローズマリーカンファーがカギです。
植物のたくましい力、香りが背中を押してくれますように。
補足)
クロレラ工業のクロレラを種なしブドウに散布すると、
また種が復活するというブログを
この記事を書いている途中で見つけました。
やっぱりバイオリンクすごいかも!