漢方薬局の片隅で

日々の子宝カウンセリングのなかで「心が動いたこと」「伝えたいこと」を中心にアップ。
タマゴのち天使

希望をつないで、46歳と47歳

2023年08月06日

 

みなさま、酷暑のみぎり お見舞い申し上げます

この夏はいろいろと自分に向き合うことが多いうえに、この暑さ

頭が回るよう、気血がめぐるよう

いつも以上に、

◉アミノ酸(血の補給)
◉気をめぐらす漢方(藿香正気散)
◉脳血流のためのイチョウ葉とEPA製剤

をしっかり入れています。

最近、島田は新しい仕事のジャンルに挑戦しています。

数年前、やりたいと思っていた未来が現実に

まだ、つまびらかにはできませんが、また報告させてください。

 

そんな漢方やサプリのおかげもあって、

50代半ばにしても、夢を実現しようとしている自分の「気」のパワー

ひとえに脾胃(胃腸)が元気なおかげ

そして、夜はしっかり寝ないと気も血も作れない。

すっかり朝型仕事人間になっています。

 

✴︎

 

タイトルにあるように

47歳と46歳の妊活のお客様が、

体外受精にて「着床」しました。(おひとりは「胎嚢」も)

もちろん、これからです。

これからです。

 

これからだけど、これまでも素晴らしい。

 

その年齢周辺の妊活さんが、モチベーションをキープすること

それ自体が、どんなに大変なことか。

タマゴが何年も採れてないかたもいるし

採れても受精卵にならない、分割しないかたも。

さまざまなネガティブな感情をどうやって?

採卵し続ける、そんなポジティブな行動に変えて

継続することができるのだろうかと、いつも思っているけれど。

お二人に共通する事項はがひとつ、ふたつ。

 

自分の感情の揺れ、深みにはまらずに

「まぁ〜、仕方ないですねーー」

と言える強さ

そして、

ストイックにもならない生活をしていること。

 

 

自分の感情の揺れ、深みにはまらず!

と今書いていて、思い出しました。

 

江戸時代の本草学者、貝原益軒は

「養生訓」という本のなかで、養生の基本を説きました。

養生のなかの「感情(七情)」のありかたにも触れ

このように言っています。

————————————————
七情を慎むことを実行するために、

心を静かにして、騒がしくせず

ゆるやかにしてせまらず 

気を和にしてあらくせず

言を寡なくして 声を高くせず 高くわらはず

常に心を喜ばしめて、みだりに怒らず

悲を少 なくし、かへらざる事を悔まず

過あらば、一たびはわが身を責めて、二度と悔まず

只天命をやすんじてうれへず

是心気を養う道なり。

養生の士、かくの如くなるべし

———————————————–

悲しみを少なくし

かえらざることは悔やまない。

 

出来そうで出来ないですよね

 

この先は「神のみぞ」の道

 

私は、漢方を処方させてもらって、ただ祈る

いつものように祈る

 

 

 

光の存在を感じるのは 影があるから

影の静けさ、穏さを感じるのは 光の存在があるから

而今(にこん)
時は刻々とすぎているけれど この一瞬一瞬の積み重ねがあるということ

 

6月末に行った「豊島美術館」(撮影禁止だったため、お借りした写真です)

もう一度行きたい。

豊島美術館

news20200918

 

 

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