🌸桜開花の候となりました🌸✨
鈴木レディスホスピタル様。
IVFなどの生殖医療を行う新しい施設を昨年より建設中でしたが
完成し3月27日竣工、見学に行ってまいりました。
Suzuki Reproduction Center
(鈴木リプロダクションセンター)
裏手の駐車場から歩いてくると、目に飛び込んでくる
白を基調としたモダンな外観です。
センターの入り口 ↑↑↑
外来はこのセンターでは行わず、
診察が終わってからこちらで治療(採卵など)となるそうです。
また、培養士さんたちが作業を行うラボ(受精や培養、凍結を行う)
や、受精卵の凍結庫などもこちらにお引越しされました。
こちらで採卵を行います。
採精用のメンズルームもありました。
採卵が終わったあと、体をやすめる「回復室」
引き戸を引いてプライバシーを保つことができます
空間にマッチするよう自然に存在する壁面のシルバープレート。
実は、このプレートを見て想いが込み上げました
それは、生殖医療の黎明期
不妊で苦しんでいるカップルがこんなにも多くいることが世に周知される以前。
顕微受精などの技術の向上に貢献された、いまは亡き辻培養士の功績を讃える言葉がこのプレートに刻まれていました
辻先生との出会いはもう10年前。
鈴木レディス様で治療を受けるお客様が
「親身になって受精卵のことなどを伝えてくれる。」
というお声を多々耳にし、、
それならばぜひ当薬局の妊活セミナーでご講演いただけないだろうか?
病院を通じて依頼、許可いただいたことが大きなご縁の始まりでした。
それ以来、生殖医療の最新の情報を伝授いただき、私にとっては生殖医療のご師匠様のような存在でした。
また、地元石川で「臨床培養士学会」が開催された平成28年、辻先生は大会長を務められ、
培養士(エンブリオロジスト)というお仕事の専門性の高さ、高度な技術や集中力を要するものだということも知りました。
2020年春、鈴木レディスホスピタルに最新の機器であるタイムラプスが導入され、その機器を見学させていただいた時が、辻先生と言葉を交わした最後の機会となりました。
その際も、タイムラプスは受精卵の発生の様子も判別できることから
流産につながる受精卵をあらかじめ排除することもできる可能性もあると。
ひとりでもそんなかたを少なくしたいと願っていると。
そんな言葉を伝えてくださいました。
その「タイムラプス」もリプロダクションセンターにお引越しです。
このリプロダクションセンターには、
鈴木康夫院長先生をはじめとし、
多くの職員様の気持ちが込められている建物だと感じます。
この場所が、
1組でも多くのご夫婦の
福音をもたらず場になりますこと
心より願っています
私も微力ですが、妊活カウンセリンにて、
これからも、患者さまの悩みに寄り添ってゆきたいと思っております。
※ リプロダクションの意味は「生殖、繁殖」