昨年より、日よう、月ようと続けてお休みをいただけるようになり
自分の時間が持てるようになりました。
ありがたいことです
(ご不便をおかけすることもあり申し訳ありません)
でも、ぽっかりと予定が空いた日には
それを持て余すというか
むしろ急にキュンと
孤独や不安を感じることがあって
これは貧乏性というものなのか?
いやいや、更年期の逍遥(しょうよう=ゆれうごき)なのか?
そう、びっくりなんですよ、わたし。
「孤独とは」
という言葉を思わずネット検索をしてました(笑)
(そこまで〜!?と友人にいわれました)
原因のひとつは「秋」であること
秋は漢方の理論で検討すると
「肺」という臓器に影響を与える。
肺と関係の深い感情は「悲しみ」なんです。
朝晩の秋風とともに(ひゅう〜〜)っと
悲しい気持ちになってしまうひとが多くなる、ちょうどそんな頃です。。
さきほどの「気分の逍遥」(しょうよう)は行ったりきたりの意味。
感情が定まらず、イライラしたかと思えば落ち込んだり。
実はそんなときのお手当も漢方ではちゃんとあるんです。
(体質に応じて漢方は違うものなのでご相談くださいね)
※加味逍遙散は、胃が弱い方には使いません。
ちなみに、、
みなさんは どんなとき、孤独を感じますか?
そして、孤独を感じたことがないかた、
おられますか??
もうお亡くなりになられましたが、
かの瀬戸内寂聴さんの名言に
「自分が孤独だと感じたことがない人は人を愛せない」
とありました。
そうなんだろうか?
我々はみな真理のために戦っている
だから孤独なのだ 寂しいのだ
しかし、だから強くなれるのだ
イプセン(ノルウェーの作家)
孤独の時間にどうやって
精神的な豊かさを培ったかで
魅力には差がつく
齋藤孝
(日本の教育学者、作家 / 1960~)
えらい人たちが放つ言葉はなんだか威厳がある。
どうやら、、
孤独感を自分のなかでどう扱い
ポジティブなものに変えてゆくか?
ということを見つめる時間は悪くないのだね
また、私の漢方の師は昔こうおっしゃいました。
「孤独とは群衆のなかにいて感じるもの。
人が周りにいるから孤独なんです。
真の孤独とは無人島のなかにいて感じるものではないのです」
そうなんだなぁ。
孤独というのは、周囲に人がいるからこそ
比べたり、隔たりを感じたり、理解が得られなかったり
そんなことによって孤独が生じるもの。
特に
人と比べて自分を卑下することほど哀しく
意味のないことはないのだけど
なぜかやってしまいがちなこと。
さて。
孤独をいう言葉をググった私の自己責任として、最後にこの言葉を。
人生において、一番大切なことは
自己を発見することである。
そのためには
時には一人きりで静かに考える時間が必要だ
フリチョフ・ナンセン -
(ノルウェーの科学者、探検家、政治家、ノーベル平和賞受賞 / 1861~1930)
気持ちが上向きになりたいときは、玄関に黄色い花を飾ります。
そして、、
お休みの日にふらっと寄った笠市町のアンゴロカフェ
名前は忘れたけれど、コーヒーをシャーベットでシェイクして
レモンを少し絞っての味付けの
まるでカクテルのようなアイスコーヒーが絶品でした!
今夏、アイスコーヒーはこれで締めとする(ほんとうか?!)
町屋をリノベーションした雰囲気ある佇まい。
(※こちら画像 ネットよりお借りしました↓↓)
みなさん、孤独を愛しましょう。
育てましょう。
探求しましょう。
孤独は孤独じゃないよ。
そして
みんな孤独なんだよ♡
そして秋は特に「悲しい」もの。
そのうち通りすぎゆきます。