6月21日、夏至を迎えました。
陰陽でいえば、
陽のパワーがMAXになるとき。
(私はいつも毎年のこの日は、たびたび、
とても意味のある出会いが意図せずに起こるんです)
☆
体外受精で治療中のAさんが
今日、採卵日のあとに来てくださり、
にとても貴重なことを教えてくれました。
いつも採れても1個だったのに、
2個採れました
そして、思わず、ドクターに採卵後質問。
「片方の卵巣にはゼロ、
もう片方には1個しか見えてなかったのに
どうして2個採れたのでしょう?」
と聞いたところ、
「いい質問ですね
エコーでは映りにくいくらいの小さな卵胞にも
卵子が入っている場合があって
可能なかぎり、それを採るようにしているのです。」
(という内容を)答えてくれたそうです。
今回は、目に見えていないほどの
小さな卵胞にも、
卵子があったということなんです。
どのかたもそう、、
体外受精の採卵当日までには、できれば、
複数個の卵胞が同じくらいの大きさで成長し、
空胞でなく、
どの卵胞にも、成熟した卵があってほしい。
成熟した、とは、
単なる大きさではなく、
=受精可能な、ということを意味します。
逆に、
未熟だった、とは
受精させることができない卵ということになります。
では、受精可能なということをもう少し、専門的にいうと、
第一減数分裂後、受精に使われないほうの核を放出して、
いつでも、受精可能な状態にスタンバイしている卵子、
ということです。
Aさんの2個とれた卵子が
2個とも、無事に受精して、
胚盤胞まで育ってくれることを願っています。
☆
2ヶ月に1度くらいしか行けないのですが、
昨日のお休みは、薬膳の先生のところに行き、
お料理を習ってきました。
私はいつも、ここで、
「食することを大事にする」
「なぜ私は健康でいたいのだろう」
という答えを、頭でなく、体で体感し、深く想う
それは、
大事に作られたホンモノの調味料であったり、
選ばれた新鮮な食材であったり、
畑で育てた無農薬の菜であったり。
そして、その素材や調味料が
最大に生かされる調理法であったり、
が五臓六腑にしみわたるからだな、、と。
4月は、センナの菜を鉄のフライパンで炒め、
質の良いお塩とゴマ油で
さっと炒めただけのシンプルなお料理が
(こんなになんで美味しいの)というくらいに、美味しかったな。
鉄(Fe)がしっかりお鍋から吸収できるんですね。
(鉄のフライパンが欲しくなった。。)
いつも、とっておきの旬の中国茶を
何煎でも何煎でも、煎れてくれる
昨日のお茶もとても力強いお茶でした。
特に、屋久島でとれたよもぎのお茶の香り、
素晴らしかった。
これは「麻黒」というお銘のプーアール茶。
珠洲産のタコのカルパッチョ、ディル添え、
比内地鶏をまるごと1羽使った自家製パテ。
漬け込み豚ロース(分厚い!)
緑豆はるさめと生姜のスープ。
大根菜の炒め物、土鍋ご飯
ほどよく糠につかったきゅうりのぬか漬け!!
最後に出てきたのは、
自家製の「生姜のアイス」でした(涙)。
(食べると無くなるー)と子供のようなことを思い
チビチビと大事に食べる。
そして、食べ終わったあとは、放心。
その後、先生のお宅に大事なものを忘れ物して帰るという大失態。
これも夏至のせいにする。。
追悼)
麻央さんのご逝去、心から悼みます。
夏至のなか、お役目を終えられ天に召されたのですね。
本当に最後まで笑顔をありがとうございました。