今日は、39歳のTさんが、
「受精卵の2段階移植のうち、
2個目のタマゴの移植をいま行ってきました〜」
と報告しに来てくれました。
今まで4回行ってきたタマゴの移植では
まだ1回も着床歴がないことが気になっている。
そんな不安を抱えてうちの店に来てくださったのが1月のこと。
体を整えての移植。しかも2つのタマゴ。
さて、運命の日を祈るのみ。
お客様のTさんにいただいたチューリップの花束、
ありがとうございます。
先週は、私にとってとても緊張の多い週でした。
新規のお客様のご相談がとても多い4月だったのですが、
特に20代の相談が半数以上だったのは初めてのこと。
そして、20代の相談者の増加は
1〜2年前から増加の傾向にあるのです
20代という年代だけでいうと、
妊孕力(にんようりょく)は大きくて、
卵子も精子も元気なものが造られているはず。
なのになぜ!?
というところに考えを巡らせることが多かった。
(もちろん、いろいろな理由があるわけですが)
今週は、かねてより楽しみにしていたこと。
当帰の苗をのどかな山里の畑に植え付けるという
そんなイベントに参加させていただきました。
当帰はセリ科の植物。
中国の古い民話では、
妻が婦人病(子宝に授からなくて、という話もあるけど不明)を患い、
夫が家に帰らなくなったので、この当帰を飲みながら夫に
当に(まさに)我が家に帰るべし=当帰 という思いを込めて伝えた、
という当帰のネーミングの由来。
いや、、なんか、この由来に違和感を覚えるのは私だけ?
夫、妻が不妊で?家に帰らなくなったってどういうことや〜??
↓↓↓ これが薬効のある当帰の根 ↓↓↓
当帰は婦人病ではとても素晴らしい効能を持つ生薬には間違いありません。
そして、妊娠中も服用することができる生薬なのです。
この当帰を地元石川の土地で、
しかも無農薬栽培で育てている場所、人たちがあることに感銘を受けました。
種から発芽させ、ここまで育ててくださったものを
土に植え付けます。
当帰は根を煎じたものが医薬品や漢方処方に用いられますが、
葉っぱにもたくさんのミネラル、ビタミン等が含まれます。
根がしっかり張って育ちますように
日頃、お店では、すでに当帰の根を乾燥し、
切り刻んだものを触って「当帰」と認識している私には
すべてが新鮮な勉強の場でした。
ありがたかった〜〜。
この当帰の葉が畑(子宮)にしっかり根を張って
このまま成長してゆくためには、
まずはこの当帰の苗自体の素質もあるでしょう(受精卵)。
そして、土地の養分や水はけ(子宮の環境)ももちろん大事ですね。
その前には、土地の雑草を取り除き、
耕してくれた努力もあるのでしょう(体作り)。
人間のからだも同じかもしれない。
そんなことを思いながら久しぶりに
きれいな空気と、土を触った感触に
癒されました。
あ、、翌日は太ももが筋肉痛になりましたケドね。。
ドンマイ。