漢方薬局の片隅で

日々の子宝カウンセリングのなかで「心が動いたこと」「伝えたいこと」を中心にアップ。
タマゴのち天使

治療の幕引きを考える

2014年10月31日
テーマ:Messege for you

石川県は金沢市で 子宝相談 を通して

「ご夫婦の幸せづくりの応援をさせていただきたい♡」

と願う 漢方薬剤師,認定不妊カウンセラーの和みです

 

 

もうそろそろ限界が来ているのかもしれません

 

 

もう何年ものおつきあいをいただいている40代のTさんから

メールをいただいた。

 

精一杯、やるだけのこと、やってきたと思う。

その努力、負けない気持ち、勉強熱心さ、

私は知っている。

 

毎回、今度こそ、という気持ちでもいた。

 

 

40代の治療の状況はさまざまで、、

ことに40代も半ば近くになると、

 

順調に行く、というかたのほうが圧倒的に少ない。

 

 

 

この秋に、河合蘭さんの講演を拝聴したとき、

 

講演の最終スライドで、

こんな言葉を目にした。

 

 

「卵子の老化 それは身体からのメッセージ」

 

40代のお産、江戸時代のそれは、

命を失うことを意味するくらい

リスクの高いものだった。

 

だから、じょじょに女性のからだは、、

卵子を老化させる」ことで、

妊娠しにくくなることで、

母体のからだを守る進化をしてきた。

 

 

だから哀しむことではない。

卵子の老化は身体からのメッセージ。

 

 

意味は頭では、わかっているけれど、

もう限界なのはわかっているけれど、、

治療の終焉、幕引きが、

いつすれば良いのか、わからない。

 

 

そう言われるかたはほんとに多くて。

 

 

やるだけ精一杯やってきたかたは、

きっと後悔も少ないに違いない

 

どんなときも

 

これで良かった。

やるだけやってきた。

 

そう思えることができればいいなぁと

切に願っています。

 

 写真

 

 

 

 

自分はいったいなにが出来ただろう。

 

空虚感でいっぱいになりそうだけど

いまは考えないことにしよう。

 

まだ彼女の最終チャレンジは、終わっていないから。

 

 

 

 

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