漢方薬局の片隅で

日々の子宝カウンセリングのなかで「心が動いたこと」「伝えたいこと」を中心にアップ。
タマゴのち天使

2つの命、すくすくと育って

2015年11月16日
テーマ:妊娠症例

石川県は金沢市で 妊活カウンセリング、漢方カウンセリング を通して

あなたの「心とからだ」を整えるお手伝いがしたい

漢方薬剤師,認定不妊カウンセラーの和みです

 

 

昨日、妊娠8週を越えられたKさん。

 

無事に出産のための病院に転院できましたよ〜って

お店に来られました。

 

 

これまで、何度も、

体外受精による胚の移植を繰り返しで来ましたが、

着床しない、ということで、今年の春、

うちのお店にご相談に来られました。

 

それからは、体に合った補腎薬や、

卵の質を高める漢方、着床のためのサプリなどを

服用していただき、

 

今回のご妊娠は、

2段階移植を行い(新鮮胚と胚盤胞)

なんと、2つとも着床!

 

きれいに2つの命(胎嚢)が見えています。

Photo 2

 

治療を受けたクリニックを卒業する日、

 

先生も

 

「今までくっつかなかったのに、

 なんで急に2個くっついたのだろうね?」

 

とおっしゃったのだとか。

 

 

私は思う

 

それは、シンプルに。

 

 

そんな運命だったからなんじゃなかなぁって。

 

もちろん、2つのタマゴを戻したから、、

たまたまそんなことはあるけれど、、

 

 

この子たちは、この子たちの意思で、

いまこのタイミングで、ママを選んできたんだと思う。

 

 

「こうのとりのご機嫌にまかせて」

 

と、、

 

皇太子さまが、

報道陣に「お子様はまだですか?」と聞かれた時、

かつて言われたセリフがありますが

(実にナイスで紳士な?受け答えだと思う、

 雅子妃も体外受精でお子さんを授かっていらっしゃいます)

 

移植するタマゴ(受精卵)を

どれにするのか、自分が選ぶのではなく、

培養士さんが選ぶのでもなく、

 

採卵の頃から、すでに、、

タマゴは、ママを選んでやってきている

・・のかもしれませんね。

 

そう思うと、

また違った気持ちで採卵にのぞめるような気がしませんか。

 

 

そうそう、、!

 

最近、ものすごーく、励まされたこと。

 

50歳で不妊治療をやめた

あの、エド・はるみ(芸人)さんが、

慶応大学の大学院に入学されたとか。

 

治療を諦めるということは

どんな想いがあったんだろう、

 

また、

転んで起き上がって、

女性は、自分の人生を輝かせることができるんだね。

 

素敵な人だなぁ。

 

 

「グー!」と言ってあげたい!!笑

 

もう守りの年代だし、

とか思うの、

わたしもやめた。

 

これからもやりたいことをやる。

 

あとは体力だけだゼ!

 

 

 

 

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