さる11月12日は
等薬局主催、第11回目の妊活セミナーでした。
二十数名のかたにご参加いただきました。
このセミナーの目的は
巷やネットに飛び交う情報でなく、
地元クリニックの生きた情報をデーターに基づき
学んでいただくことや、
同じ年代で治療をされているかたなどの情報共有、です。
毎回のことなのですが、最初はみなさん硬い表情が
お茶とお菓子を食べて、温灸をするころには和んでくださって
同じテーブル(年代で分けています)の方達と
少しづつ、お話、情報交換をされたり
後ろから見ていると、辻先生のお話のとき、
多くのかたがメモを取っておられました
PGSのハナシや胚のグレード分類など、
とても難しい専門用語もありましたね
(また、お店で私に聞いてくださいね。)
わたしは「環境ホルモン」のなかでも
BPA(ビスフェノールA)についての内分泌撹乱、
エストロゲン作用が生物の生態系を狂わせている話しや、
「遺伝子組み換え食品」についてお話させていただきました。
セミナーのスイーツは
グルテンフリー(もちろん白砂糖、乳製品もフリー)の
有機バナナの米粉パウンド。
お茶は血を補い、安神(リラックス)作用のある「なつめ」を
ふんだんに煮出した漢方茶でした。
翌日、私のパソコンに「御礼」というタイトルで
セミナーに参加されたSさんからご連絡があり、こうありました。
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もう少し早く自己紹介して、席の方たちと話せばよかった。
みんな、職場にも年下の若い子にも妊活の話が出来ないみたいだったから、
アラフォーで頑張っているみんなでまだまだ話したかった、と思いました
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また、ほかのお客様からも、
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夫婦の茶話会したいです。
不妊治療をしてる男性同士でも話が出来たらと思ったのです。
男性の気持ちも少しでも軽く出来ればと。主人は主人で辛そうなんです
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これ聞いて、奥様の愛は深い、と感じたわたし。
旦那様を交えての夫婦での茶話会を希望するお声もいただきました。
そうですね、、「団体」よりも「個」へ。
そして「女性だけが努力する」のでなく
「夫婦運命共同体」ですよね。
ただ、日本人男性は、夫婦のこういうプライベートに
触れられたくないひとが多いのも事実。
ましてや精液の状態が悪いとなればなおのこと。
ここに関しては、多くの方の意見を聞きたいです。
今後はみなさまのご希望に沿って、
集団で行うセミナーでなく
個別化へ、茶話会形式にシフトしてゆくかもしれません。
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最後に、
2年前、うちのセミナーに参加してくださったYさん。
その当時で43歳。
採取する卵子の状態が悪くてなかなか治療もうまくゆかずに
悩んでおられました。
うちのセミナーに出てくださったときも
(もうあきらめんなんのかな、、)と
気分は暗く、どよーんとしていたそうです。
その後、最後と決めた採卵で妊娠。
(胚盤胞でなく初期胚の移植でした)
そして、44歳でご出産!
先々週、元気な赤ちゃんとともに遊びにきてくれたんです。
こんな希望もある
ということを教えてくれたSくん。
諦めなかったYママと、
この子の笑顔とパワーがみなさまに届きますように。