まずは知って欲しいこと
まずは知って欲しいこと

不妊の原因となる因子

不妊症は妊娠の成立過程のどこかに障害があるわけです。その主な原因を挙げてます。

1.卵巣因子

排卵障害(排卵しない、してもキャッチアップ障害が疑われ、妊娠に結びつかないなど)には、様々な要素があります。LUF(黄体化未破裂卵胞)があると、徐々に黄体ホルモンを分泌し、基礎体温でも高温期になるのですが、実は排卵しないまま黄体化してしまうということもあります。LUFは子宮内膜症などの癒着によって起ることもあるようです。

早発閉経など卵巣機能低下(低AMHなども含まれる)により、卵胞がなかなか育ってくれない。

PCOS(多嚢胞性卵巣)が疑われると、なかなか卵胞が成長しにくく、また排卵しにくい状態になることもあります。

2.卵管因子

女性側の不妊因子の約30%をもしめると言われます。その原因は内膜症や細菌感染(クラミジア)による卵管周囲癒着などによる機能障害と言われています。また、排卵しても卵子が卵管采(ラッパのような卵管の入り口)に取り込まれない「キャッチ障害」があることも。 卵管因子障害に関して次頁に詳しく記します。

3.子宮因子

子宮奇形、内膜側に出来た子宮筋腫、ポリープによるさまざまな因子が原因。特に内膜症による不妊の原因は、骨盤内癒着、卵管癒着による卵管機能障害、チョコレート嚢胞などによる卵巣機能障害などがあります)。

4.頸管粘液因子

排卵日が近づくと増える頸管粘液の分泌低下や抗精子抗体(頸管粘液のなかに精子を敵とみなし攻撃してしまう抗体のこと)が存在する。

5.着床障害

受精卵がなんとか着床まではするが、育たない。内膜症や内膜ポリープ、免疫異常などの原因が考えられますが、これは個々の内膜の状態だけでなく、受精卵の力や子宮内の血流の悪化、そして、昨今では「不育症」(妊娠はするのに育ってくれない)が関係するという見方もされるようになってきました。

まだまだ日進月歩、解明されていないことがいっぱいのようです。

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