子宮のなかはブラックボックス

受精、着床など、どんなことが起こっているか?
現代医学を以ても完全には
わからないというのが現状です。
なぜ着床しないんだろう?
治療を頑張って続けているのに、
体外受精で胚を移植しても、着床しないとき
流産をしてしまうとき
しかしたら「不育症」かもしれない・・・
あるいは「着床障害」かもしれない・・・
そんなご相談が今年は多く寄せられました。
確かに、年齢を追うごとに
受精卵のなかの染色体異常率が高くなります。

それでも、カウンセリングケースのなかで
受精卵が繰り返し着床しない、化学流産してしまう
を繰り返すとき、東洋医学的な視点
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「全身のバランス」を見る
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という考えが、大いに役にたつことが大いにあります。
もう少し噛み砕いて伝えると
「母親の受精卵の受け入れ=からだの免疫バランス」
を見るということです。
生命力を秘めている「木の実」や「種」があっても
畑の土(子宮)の状態が悪いと発芽しないように。
土のなかには、適度な養分があって(血流や水分)
良い菌がいっぱいいて、発芽を助けてくれるか?
(子宮内の細菌バランス)
逆に成長を妨げるような攻撃因子(免疫)がないか?

ことに、免疫のバランスを整えるときは
東洋医学の五臓論では「肺」のはたらきを考えます。
肺につながっているのは「大腸」です。
また、腸内の細菌バランスは子宮のなかの細菌バランスとリンクします。
だから、大腸、つまり「腸内環境をしっかりと整備」するのです。
不育症ではその原因を
・血液凝固系
・免疫システム系の異常
・その他、子宮内の形態
に分けて考えますが、
とりわけ、ミクロの世界では受精卵は大きなもの。
免疫システムがうまく作動しないと
受精卵は攻撃の対象になってしまいます。
これはまさに、今年、ノーベル生理学・医学賞を受賞
坂口氏が発見した「制御性T細胞(略して Tレグ)」のこと。
免疫の過剰な反応を抑える「ブレーキ役」を担う白血球の成分のことです。
さぁ、ここまでお伝えしたら
ぼやっと・・やることが見えてきませんか?
腸内環境をどのように整えるのか?
(ヤ◎ルトを飲むことじゃないよ〜〜汗)
カウンセリングでさらに具体的にお伝えしますね。
今年は、そんな体全体の免疫バランス
そして子宮内の環境、
これを見直すことによって初めて着床!
妊娠継続されている症例が複数あり、
このブログを年末にお届けしたいと思ったのです。
ファイト!!!

もちろん・・うまくいったという症例の背景には
うまくゆかなかった症例もあります。
その想いもまた来年に繋げる。
個人的にはご依頼のセミナーや講座が忙しい1年でした。
2026年は少し、わたしの「内側」を充足し大切にしたい。
もっと家族を大切にしたい。
そして、ご縁のあるお客様ともっと深くこころで繋がらせていただきたい。

CITTA手帳に書き込んだ言葉
またしても、わたしの大好きな陰陽論です。
ものごとの終わりは必ず「始まり」を連れてきます。
その始まりをいつだって楽しむスタンスでいたいですね。
みなさま、心穏やかに2026年をお迎えください。
感謝を込めて
漢方薬剤師:島田和美
