師走も年の瀬に近づいてきました。
クリスマスもすぎて、いよいよカウントダウンですね
今年の妊活カウンセリングを簡潔に総括するのはとても難しいのですが
あえて、印象に残っていることを1つお伝えすると
「月経痛がある」という背景、原因をもっと見つめるべき。
と深く思ったこと。
月経痛がある、という背景には
食や冷えが原因である場合。
そして、子宮内膜症 が潜伏しているという可能性があるんです。
「子宮内膜症と言われたことがありますか?」
と問診でお尋ねしても、
多くの女性は「いいえ」とか「ないです」と回答されるのですが
実は、不妊で悩む女性の50パーセントに子宮内膜症が認められます。
(お腹に穴を開けて実際に腹腔を観察する「腹腔鏡」を実施して発見された確率)
これって大きな確率だと思いませんか?
でも、膣エコーでは14パーセントしか発見できないのです。
何度もブログに書いてきていますが、
子宮内膜症は、進行するにつれ、腹腔や骨盤内臓器に癒着をもたらします。
これが、不妊の原因になっている可能性があるということ。
そして、
子宮内膜症を予防できるように
食や養生のことをお伝えせねば、と思います。
うちのお客様に伺ってみたところ
生理痛の時に飲むのは
バファリン、ロキソニン、イブ という回答が圧倒的に多いです。
カロナール(成分:アセトアミノフェン)などの解熱鎮痛剤は
小児でも比較的安心して使えるが「もうそれでは効かない」というお声も!!
確かに、カロナールは解熱する働きはありますが「消炎作用」は少なく
痛みや頭痛には効きにくいと思われます。
対して、ロキソニンやイブはスカッと効いてくれる。。
確かに効果が早くて強力。。
しかし、、特に、これらの解熱鎮痛剤
決して多用、乱用しないで欲しいのです。
なぜなら、
これらの解熱鎮痛剤の作用するメカニズムとして
腎臓の血管を収縮させ、腎臓の血流を低下させるからです。
連用することで、腎臓そのものの機能低下も危惧されます😢
胃粘膜が荒れる副作用だけではありません。
腎機能低下を起こす人の割合もどんどん多くなっている昨今。
内膜症方派生して、腎機能にも触れてみました。
なんと、慢性腎臓病の患者は成人の8人に1人だそうです!
以下、「腎機能がみるみる強まる食べ方大全」のyoutubeより。
(とても役立つ情報なのでぜひ見てみてください)👇
腎機能は、西洋医学的にいうと、腎臓、泌尿器のイメージが強いでしょう?
でも、血液をろ過して、老廃物を排泄したり、体液の濃度を一定に保つ役割も担ってます。
そして、
東洋医学では「腎」は生殖機能やホルモンの関わりがとても大きいのです。
腎機能は生殖のみならず
「命」のバッテリー。
これを東洋医学では「腎精」=じんせい と呼ぶのです。
本当に大切に欲しいです。
皆さんにとって2022年はどんな1年でしたか?
私は正直、苦しい1年だったなぁ。
コロナだけでなく、戦火に怯え苦しむ人がいる
家を追われ、家族を失う人がいる。
報道を見ると残酷で悲しくて。
それを見つめるともっと苦しいから見ないようにして過ごす。
そこに、どこか罪悪感のようなもの
そして怖さを感じていているから苦しい。
でももう「重石が乗っかってる漬物ようになった気分」はやめたいと思う。
だから、来年は少し石を退けて動きます。
また報告させてくださいね。
あ、今年は富士山ドーンを目の前で見られたからよかった!
そして、金沢のこの陰鬱な空も決して嫌いじゃない。
皆さん、あともうちょっと頑張ろう!!