石川県は金沢市で 子宝相談 を通して
「ご夫婦の幸せづくりの応援をさせていただきたい♡」
と願う 漢方薬剤師,認定不妊カウンセラーの和みです
今日は少し薬剤師らしいトピックを
黄体ホルモン(プロゲステロン)
この働きについては、もう多くのかたがご存知かと思うけれど、
排卵後に分泌されるホルモンで、
1番大事な働きを簡単にいうと、
◉ 妊娠の維持
◉ 子宮内膜の状態を良くする(着床により有利に働く)
ということかと思います。
体外受精における移植後の周期に使用したり、、
あるいはタイミング療法で頑張っている方にも。
飲み薬(プロゲストンとかデュファストンという名前の薬です)
として
処方されるかたもよく見受けられますね。
でも、
この黄体ホルモン、
飲み薬だけじゃなく、
膣座薬があったり、、
筋肉注射があったりするんです
そして、
この効き目の強さは、
飲み薬 < 膣座薬 < 筋肉注射
の順序で強くなるんですよ。
飲み薬、つまり、経口投与された黄体ホルモン薬は、
腸管から吸収されたのち、
肝臓で代謝をおおかた受けるので、
効き目が比較的弱いものです。
(というわけで、おおかた海外では膣座薬がメインで使用されておるとか)
そして、
注射はダイレクトに血管のなかにはいってゆくので、
効き目もシャープ、という感覚、
理解できると思います。
今日のブログのタイトルは、膣座薬についてなのですが、
不妊治療用の黄体ホルモンの膣座薬が、
昨年の12月に、
やっとこさ、、、国内の製造メーカーさんが発売されたとのことなんです。
(商品名:ルティナス膣錠100mg )
医薬品の業界紙でもさっそく報じられていました。
ここで、
あれれ、、? 今までじゃあ使っていたのはどこがつくっていたの?
そう思われますよね。
多分、その黄体ホルモンの膣座薬は、治療しているクリニック内で
薬剤と基剤を混ぜ合わせて調整されたものが多いのだそうですよ。
手作りっぽさ満載ではなかったかな?
☆
さて、、
島田は明日の日曜は、、
また朝から取り組んでいる心理学習の試験日です。
頑張っていってきます!!