幼少の頃より、薬店を営む祖父母の影響を受け、身の回りにはいつも漢方や生薬がありました。粉の漢方を飲むのは大嫌いだったけれど、折に触れて飲ませてもらったあの漢方がわたしの現在のルーツとなっています。

　現在、婦人科疾患や妊活に関わるカウンセリングを専門に行い、２５年近く経ち、ひと月あたりで約１００回以上のカウンセリングを行っています。

また、鈴木レディスホスピタル様にて、月１回の妊活カウンセリグを担当させていただいております。

その過程でお客様から学ばせてもらったこと。

妊娠というのものは、奇跡的な偶然が度重なってやっと成立するということ。

妊娠の報告や、出産の報告はひとしお嬉しいものです。

　また、漢方カウンセリングを行っていて思うこと。

それは、病気というのは決して偶然には起こらず、 今まで行ってきた生活や養生の積み重ねであること。 不調は体とこころからの大切なサインだということ。

病気という自分にとっては不本意な状況のなかでも それは見方を変えると、ライフスタイルや人生を見直すことができる、 おおきな転機となりうるものだと信じています。

また、女性のライフステージごとのカラダと心の変化は他者と比べるのではなく、 自分の体質を熟知して、西洋医学であれ、東洋医学であれよいのです。 自分にあった対処をするべきです。

そして、

子供が授かっても、授からなくとも、そして、ゆらぎの世代にあっても、どんなステージにおいても女性は自分の人生を幸せに輝かせることが出来る

そんな風に思っています。