漢方薬局の片隅で

日々の子宝カウンセリングのなかで「心が動いたこと」「伝えたいこと」を中心にアップ。
タマゴのち天使

陰から陽に抜ける日

2019年02月04日

 

2月 立春 東風凍(こおり)を解く

雪解け

毎年、大寒からこの立春(節分)は

ぐっと冷えこみ、雪が降るのを堪えながら春を待つ気持ち。

 

 

 

最近、40代中盤〜後半のお客様から

よく寄せられるお言葉があって、、

 

「なかなか治療がうまくゆかない。

 

 着床しないのです。」

 

それは何故でしょう、と。

 

こんなやりとりは決して少なくなくて。

 

自分のお身体や、体質が悪いことによるものでないよ。

自分を責める要素はなにもない。

 

ということをなるべく理論でお話しするようにはしているけれど、

 

年齢のせいという理由は1番辛いこと。

 

だって、

生殖医療じゃなくても

腰痛や、膝の関節痛をお医者さんでは

「年のせい」と言われるけれど、

 

痛いのをただなんとかして欲しい

 

というのは厳然たる事実であり、マストに改善したいこと。

 

妊娠も、みんながそれぞれに、わかっているけど

それを超えたい。

 

 

かつて大昔、

お産で命を落とすことも多々あったくらい昔、

40代でのお産は命取りだったそうだ。

 

母体か胎児か?というと

 

やっぱり母体。

 

だから、人類は、染色体異常という細胞の老化を起こして、

なかなか着床しないように「進化」してきたのかなと思う。

 

遺伝子のこと、染色体の減数分裂のことを学ぶと、

愛しくなるほどちゃんと理にかなったことをヒトは行っている。

 

 

 

だから、もう1度繰り返し。

自分を責めたりしないで。

努力はある程度したら、頑張りすぎなくくとも、とも思う。

 

もちろん、

私にも振り返りたいことは山のようにあるけれど。

 

今の人生を 生き方を、

意味はないものにしない心の持ち方 をしてゆきたいものです。

 

⭐︎

 

どうでも良いハナシを。

 

かの大昔(汗)

わたし、島田がティーンエイジャーだった頃ほど大昔(笑)

その頃のわたしの憧れの女性は

「小林麻美」という女優さんでした。

 

サンローランの洋服が大好きで、

この頃のアイドル路線とはまったく違うアンニュイなかたで

いつも、なにかに 哀しんでいるかのような表情が

わたしには たまらなく大人な女性に見えた。

そして、彼女の詩集を毎晩読んでは眠りについた。

 

結婚を機に20代で引退して以来、

すっかり忘れ去られていたような存在感で、

わたしもあまり思い出すことはなかったけれど、

つい最近(昨年2017年ごろから)、

60代になられていて、クウネルという雑誌の表紙を飾り復活。

 

それがなんだかさらに素敵にお年を召されていて、、

表情もあのアンニュイさはない。

むしろ

陰の時代から陽に抜けた感さえある

 

ちょっと、いや、かなり嬉しかったナ。

 

 

「クウネル」さんの表紙をアップ。

kunel

60代になっても髪がふさふさでいられるっていい。

まさに それは「腎」のチカラなり。

 

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