漢方薬局の片隅で

日々の子宝カウンセリングのなかで「心が動いたこと」「伝えたいこと」を中心にアップ。
タマゴのち天使

若いうちに卵子を減少させてしまう要素

2013年09月06日

石川県は金沢市で 子宝相談 を通して

「ご夫婦の幸せづくりの応援をさせていただきたい♡」

と願う 漢方薬剤師,認定不妊カウンセラーの和みです

 

9月22日に開催予定の 島田薬局子宝セミナー。

おかげさまで早くも 30名定員いっぱいになりました

 

当日は皆さんに少しでも「有意義だった」と

言ってもらえるようがんばりますね!

 

さて、、

 

卵巣年齢(AMH=アンチミューラリアンホルモン)という言葉

だいぶ認知されてきましたね。

AMHは血液検査で測定可能であり、その数値は基本的には年齢とともに下がり、

卵巣のなかの「卵子の在庫(量)」のひとつの目安になることから、

3年前くらいから、スタンダードに測定する全国の婦人科も増えました。

 

年齢とともに数値が下がる

 

と書きましたが、なかには若い20代後半の女性でも

40代の数値になる方もいたり、

逆に40代でもそこそこ良好に保たれているケースもあり、

はっきりいって、

 

平均値はあってもあてにならない!

 

個々の能力だわ!

 

そんな風に痛感しています。

 

ではなぜそんなに個人差が生じるのか!?

 

そのひとつの要素が、順天堂大学を中心とする研究チームによって

少しだけ因果関係が見えてきた部分を紹介します。

(一昨日のNHKニュースにて放送された様子です↓↓ )

写真

Luvtelli Tokyo & Newyork を率いる細川モモさんも

研究チームの一員なのです

 

卵巣年齢が低値である場合

20代で 卵巣年齢が40代相当の女性は 体脂肪低値の傾向があり 

30代女性で 卵巣年齢が40代相当の女性は ビタミンD低値の傾向がある

(7月に周産期学会で発表済みのデータ)

 

20代女性の過度なヤセ思考、、

過度なダイエット、、、

ほんとに危険因子だということが実証されたかんじです。

 

また、ビタミンDの不足も影響があるとのこと。

 

今日、接客のときに何人かのお客様に

「ビタミンDって何に多く含まれるか知ってる?」

 

と聞いてみましたが、みんな頭のうえに「?」マーク。

 

ビタミンDが多く含まれるのは、

 

1)あんきも(実際食べないよね〜〜〜)

2)しらす

3)きくらげ

4)サーモン

 

などなど。。

 

偏って、「ばっかり食べ」をする意味もないけれど、

しらすくらいなら、カルシウムもいっぱいだし、取り入れてみるのもいいよね。

 

でも、ほんとに大事なことはそこだけでなく、、

 

日光浴をする

 

ということ。

だって、日光浴をすると体内でビタミンDは作られるのですから〜〜。

 

若い女性の「美白思考」「美白信仰」

も最近なっかなか過度だと思います。

これからは日差しもやわらか〜く気持ちのよい秋晴れの日に恵まれるので、

日光浴をしましょうね。

お日様の光は、脳内セロトニンも増やすので、気持ちのウツウツにも良いです。

 

健康って本来は そういうトータル的なものであるよね!!

 

(自分自身にも言い聞かせてます)

 

 

 

 

 

 

関連記事

妊活中の食にまつわる迷信と特におすすめの食材
膣のエイジングケアについて(痛みのあるかたも)
妊娠前の体格やBMI、糖代謝異常の有無、実はとても大事です
なぜ妊娠力を高めるのに解毒が大事なのか?をあらためて
未熟なタマゴとは具体的にどんなことを指すのか?
タイムラプスで胚を培養することのメリット
移植のバリエーションとは
ヒトの生殖機能は秋がベスト?
夫の食や体質を見直すことの必要性
ピル服用直後のAMHの値
ページトップ