今年も残すところ、わずかとなりました。
今日は、メールにて
1件の妊娠報告と
1件のお電話での妊娠判定が陰性だった報告あり。
また、移植周期が始まったばかりなのに
インフルエンザに罹ってしまいどうしたらよいか、
というお電話もありました
おひとり、おひとりの人生と向き合う仕事をさせていただき、
今年も過ぎようとしています。
そして、、
今年も深く心に思っていることは、
年齢のために
採卵できなくなっているとか、
採卵しても受精卵の質が悪いことととか、
ましてや、
受精卵の染色体異常が多くなることなど
女性のからだのごく自然な成り立ちであって
必然的な、自然現象であり
自分自身を攻めるべき要素など
全くないということ。
ただ、そこで命を生み出す「結果」を求めることに
心とからだに負荷がかかってしまう。
諦めなくてはならないのに、諦めることができない。
認めなくちゃいけないのだけど、認めたくない。
いつか、腑に落ちて、
必然だったのだと思える時がやってきます。
⭐︎
昨年の締めのブログでも、
自分の好きな詩をアップしたと思うのですが、
今年もこの詩を引用させていただきます。
ニーバーの祈り
O God, give us
serenity to accept what cannot be changed,
courage to change what should be changed,
and wisdom to distinguish the one from the other.
神よ
私たちに 変えられないものを受け入れる 心の平穏を与えて下さい。
変えることのできるものを変える 勇気を与えて下さい。
そして 変えることのできるものと
できないものを見分ける賢さを与えて下さい。
⭐︎
みなさんはどんな年末を過ごされているだろう。
私は以前このブログでも書きましたが、
二度同じ映画観ることはかつてなかったことなのに
「ボヘミアンラプソディー」
にはまってしまい、
2回目はイオンかほくの3面スクリーンで鑑賞してきました
主役のフレディマーキュリーが、いま生きていたら、
きっとエイズで命を落とすことも(治療法が発達しているので)、
マイノリティの偏見もさほどでなく
もっと生きやすい世の中だったかな、と思う。
エイズに感染したことを仲間に報告し
同情や悲観をはねのけるべく
「自分が何者かは自分が決める」
といった言葉。
ほか、心に刺さるシーンばかりでした。
ラスト21分のライブエイドの映像は、
完全にわたしの涙活(るいかつ)!(笑)
自分が決めて選んで行ったことに間違いはない。
そこに意味付けをするのも自分。
来年も皆様にとって、実り多き、素晴らしい1年になることを
心から祈ります。