漢方薬局の片隅で

日々の子宝カウンセリングのなかで「心が動いたこと」「伝えたいこと」を中心にアップ。
タマゴのち天使

気持ちが追いついてゆかない春

2014年03月17日
テーマ:漢方薬 , 研修会

石川県は金沢市で 子宝相談 を通して

「ご夫婦の幸せづくりの応援をさせていただきたい♡」

と願う 漢方薬剤師,認定不妊カウンセラーの和みです

 

昨日の日曜は金沢市内での勉強会。

 

「読体術」(どくたいじゅつ)といって、

漢方的に体質を分類、問診するうえでの考え方を

仙頭正四郎先生(漢方医)

から学びました。

 

今や絶版となった仙頭先生のテキストを用いて、

お客様に体質を説明することがあるので、

ご講演をリアルにお聞きできて嬉しい気持ちでした。

読体術

 

春は五行でいうところの「」の季節。

まさに生命が育ちはじめる「生」の季節とも言われますが、

この時季、よくお聞きするのが

 

「やらねばならないことはいっぱいあるのに

 気持ちが追いついてゆかなくて」

 

「やたら眠くてやる気がぜんぜん、、」

 

というお声が多いのも確か。

お腹がゆるんでくるヒトが多くなるのもこの季節

 

これはなぜなんでしょうか?

東洋医学でいう「気」の概念は

 

「肺」の働きで呼吸によって吸い込まれた空気(清気)

 

「脾」の働きで食物から得られたエキス(水穀の清微)によって作られ

 

また、その作られた「気」

 

「肝」の働きで全身にくまなく配られるのです。

 

 

 

春は「肝」の季節ともいい、、

肝の働きが滞りがち。

 

だから、どんなに気の材料があっても、

全身に届ける、まわす、という働きが

春は鈍りがちになるようですね。

 

この時季は、どんなに眠くても、朝寝をむさぼることはNG

朝日を浴びて、体内時計をリセット。

目の前のことからすこしづつ用事を片付けてゆきましょう。

 

イライラも感じやすい「怒り」の感情が

出やすいのもこの季節。(春/五志=怒)

 

あなたの心地よいと感じる場所に行って、

リフレッシュしましょうね〜。

 

私のバアイ、、

 

大自然のなかに出かけることが一番のリフレッシュになるようです。

おきなわ

 

2月にオキナワに出かけたとき、

その癒しとリフレッシュの効果が1週間くらい持続したのを

感じて、ほんとに気分が良かった。

何も要らないくらいの幸福感がしばらくあって。

 

そう思っていたら、、

 

私の好きな作家「浅見帆帆子」さんの本にも

同じことが書いてあって

これこれ!

「あなたと宇宙とあなたの使命」より

 

写真 

あ〜そうなのか

 

ヒトはやっぱり自然のエネルギーに繋がることって大事なのね。

 

とあらためて感じました。

 

みんな「生」の春を楽しみましょう。

外に外に気を向けて、

それぞれの、生命力を

その場で輝かせてください!!

 

 

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