今日は日曜ですが午後から研修会
また学びの機会。
今日は少しだけテーマが重いですが、
最近、妊活カウンセリングをしていてよく聞かれる
があります。
それは
◉ 治療をすると、染色体異常の子ができやすくなりますか?
◉ 体外受精において、グレードが悪い胚を戻すと
染色体異常の子が生まれる確率が高くなりますか?
ということです。
どちらもNo,です。
胚のグレードが悪いということに伴って
胚の染色体異常率は高くなるというデータは
私は具体的には見たことはないのですが、
グレードが良い受精卵ほど、
胚の染色体異常率は比例して少ないということが
わかっているそうです。
また、
年齢が高齢になるほど、染色体異常は高くなるのは
どうしても避けられない、ということは事実です。
また、、
染色体異常を持っている受精卵は、
母体の中で淘汰され
着床しないか、
流産を起こすことが圧倒的に多いです。
自分の体に備わった、
より強い遺伝子を残してゆく、
という働きがあるので
自然淘汰が起こるのです。
それでも、
「心配だから、羊水検査をします」
あるいは
「無侵襲的出生前遺伝学的検査 (NIPT) を受けてみたいです」
※ 母体の血液検査のみで調べる検査
という方ももちろんおられ、
それはそれでご夫婦で決断したことなので、良いと思いますが、
どうして検査をしたいのか?
異常が認められたら、どうするか?
ということをあらかじめ、ご夫婦でよく話し合うことが必要です。
そして、
地元、石川ではNIPTを受けられる病院はあるのですが、
自分が受けたいという思いだけでは受けられないようです。
また、
「臨床研究対象者」として行うことになり、
高齢ということや、超音波での診断で染色体異常の疑いがあるなど、
一定の条件を満たすことと 、
医療機関での紹介状が必要です。
また、遺伝カウンセリングを受ける必要があります。
◉ NIPTの受検時期:妊娠10週〜15週
◉ 費用:約20万円(遺伝カウンセリング料、検査料)
※ 紹介状などがない場合は、多くの方が県外で受けているという現状です。
次回は、NIPTではどんなことがわかるのか?
ということを記そうかと思います。
☆
先週、購入したティーポット。
中田誠さんの陶具。
漢方ハーブティーは、、
私が調合した「産音(うぶね)」というブレンドなのです
母乳の分泌や、産後のブルーを助け、
体のデトックス機能を助ける働きがあるハーブティーとなっています。
(島田薬局で販売しています)
今月4月は嬉しいことにすでに妊娠報告が4人目。
(今日、8日のお電話でひとり妊娠報告が増えました〜!)
そのお祝いに、お気に入りのティーポットで一人味わい いただく。
皆様にとって、歓びの、そして 悦びの 春でありますように。