漢方薬局の片隅で

日々の子宝カウンセリングのなかで「心が動いたこと」「伝えたいこと」を中心にアップ。
タマゴのち天使

書籍『卵子 探しています』を読んで

2015年04月14日

石川県は金沢市で 子宝相談 を通して

「ご夫婦の幸せづくりの応援をさせていただきたい♡」

と願う 漢方薬剤師,認定不妊カウンセラーの和みです

 

不妊体験を持つ女性自助グループ、

NPOファインの松本理事長さんが、

自身のブログのなかで紹介していた本が気になり

1ヶ月ほど前から少しずつ、読み進めてきました。

 

そのタイトルも、ドキっとするものなのですが

 

「 卵子探しています 〜世界の不妊・生殖医療現場を訪ねて〜」

写真 3

 

 

数カ国語をあやつるフリーの男性ジャーナリストが、

世界の生殖医療の現場を取材し、「お国がら」や「問題点」をあげては

たんねんな取材を続けてゆきます。

 

諸外国の生殖医療(卵子提供)のありかたに驚く。

 

血族主義、といわれる日本人の常識や価値観が、

世界では異なることや、

(良い悪いでなく)

 

これから、ますます卵子提供についての

法の整備がされてゆくであろう日本。

 

なんで日本は、産めない不妊大国になってしまったんだろう

 

とちょっと、哀しく、

考えさせられる締めくくりとなっている。

 

もくじ )

日本ー3つの有名クリニックを訪ねる

日本ー産めない先進国

とある。

写真 2

 

読んだら感じることいっぱいある。

勉強になった一冊でしたが、

 

ひとつ、強烈に思い直した事があって、

この本を読んで。

 

私は、いつも、不妊治療は

「夫婦がどう進みたいかがいちばん大切」

 

って、、

 

お客様には伝えているけれど、、

 

あ、違うな。

 

産まれてくる子の幸せが第一だな、

(2人の選択よりも)

 

とあらためて、思った。

 

筆者のあとがきの、ラストの行から、

しばらくのあいだ、目が離せないくらいジーーンとした。

——————————————————–

そして、これが最後の願いとなる。

産んでも産まなくても、

子供がいてもいなくても、

あなたが幸せでありますように。

———————————————————-

 

昨日4月12日、

41歳で、、

体外受精で授かったKさんから、

「産まれました!」のメールが届いた

まだ産科、入院中の身なのに、なんてありがたいメールなんだろう。

泣けてくる

 

そして、

 

43歳で授かり44歳で産んだYさんがこられ、、

この写真を公表することの許可をいただいた。

Photo

 

この子たちの命が本当にキラキラ輝いている。

ママも輝いている。

 

まだまだ、希望はあるよ、

 

良いニュースだってある。

 

そう信じています。

 

関連記事

【6月2日】金沢ビーンズ明文堂様での漢方セミナー
男性不妊はなぜオープンに語られないのか?
血流王子との再会と血流考察
優しきプロフェッショナルな医師
日日是好日の本当の意味
お盆によせて〜ご縁というもの〜
不幸印のギフト?受け取りますか?
骨密度、足りてますか?
妊娠前に知っておいてほしい病気①
足の冷え対策はこれを使う
ページトップ