漢方薬局の片隅で

日々の子宝カウンセリングのなかで「心が動いたこと」「伝えたいこと」を中心にアップ。
タマゴのち天使

妊活じゃない「卵活」という言葉にドキッ

2013年08月03日
テーマ:タマゴ学

石川県は金沢市で 子宝相談 を通して

「ご夫婦の幸せづくりの応援をさせていただきたい♡」

と願う 漢方薬剤師,認定不妊カウンセラーの和みです

 

暑いですね〜が挨拶の今日このごろ。

 

ご報告)

7月は島田薬局のご妊娠報告は5名でした。

 

うち、自然妊娠された方が4名でした!

また、うち2名が内膜症による月経痛の痛みが漢方薬で、

軽減しかけた頃のご妊娠でした!

このことから、内膜症を「骨盤内のお血」と考え、治療してゆくことの

大事さをあらためて感じています。

そして、内膜症を持つ女性がとても多くなっていることに危惧しています。

 

そして、今年1月から7月までのご妊娠報告は41名になりました。

後半も1人でも多くの方のご妊娠のサポートが叶うよう、

頑張ってゆきますね

 

さて、

 

最新号のAERA(アエラ)

の記事より

「卵子の老化と婚前『卵活』」

「卵活」という言葉はこの業界でも初耳だったワタシ。。

 

卵子老化前に独身で「卵活」

image

記事を読み進めば、

卵子の老化の事実は、世の女性に浸透したせいもあって、

未婚女性も(将来的な不妊)が心配になってきた。

今度は、35歳以後の妊娠能力の低下に対処するべく、

 

「そろそろ婚活しよう」とか、

「結婚しなくっちゃ〜」ではなく、

 

卵子を採卵し、凍結保存しておこう!

 

という考えを持つ女性が

増えているそうだ

 

なんとなく、予測はしていたけど、こんな時代にほんとになったんだ

今後その考え、取り組みはリベラルな女性たちのあいだに

広まるのかも、という予感

 

アエラの言葉を借りれば、

「結婚、出産が困難な時代に、女性たちは「自衛」を始めた」

 

それが、自衛になるのかどうかはわからないけれど、、

個人的には、、

 

「悪いことでもないのかも」と思ったり、

私も30半ばで、結婚したいひとがおらず、仕事にやりがいを感じていたら、

  そう考えていたかも

 

と感じるのは、

現場で、卵子の老化によるタマゴの質の低下、

FSHが上がり採卵したくてもできない、受精しない、

多くのそんな声、女性のナミダ、目の当たりにしてきたからなのかもしれません。

 

ただ、声を大にして言いたいのは、

卵子を採ったら、それで妊娠できるというわけではない。

また、未受精な状態である卵子だけの凍結はとても不安定で、、

解凍しても、必ず受精能力があるかは

わからないということです。

タメ息)

ら…ん…か…つ  かぁ。。。

 

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