タマゴのち天使

日々の子宝カウンセリングのなかで「心が動いたこと」「伝えたいこと」を中心にアップ。
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着床前検査の見解は変わってきている

2019年12月18日

 

12月7日の日本産婦人科学会の報告!

 

受精卵に染色体異常がないかを調べる

 PGT-A(着床前スクリーニング)検査で

出生率を上げたり 流産率を下げたりする効果は

確認できなかった。

 

とする臨床研究の結果を発表しました。

 

この臨床実験の対象者は

流産を繰り返したり、

受精卵の移植を3回以上行っても妊娠に至らなかった

35〜42歳の女性170人のデーター。

 

さて、、

こうなってくると、ハナシが難しいなぁと😞

 

だって、、

染色体異常ではない胚を戻しても

妊娠率の向上につながらなかったということであるから。

 

そして、今までは

着床しないのは、そして流産をするのは

その多くは、

染色体異常の胚だから、という認識であったから。

 

そして、その見解からいくと

 

着床(子宮)の環境を整える

 

ということの重要性がますます大事になってくるということ。

 

そして、上記、子宮と書いたけれど、

着床の環境を整える

とは、子宮の内部だけのことだけではなくって・・

腹腔内や骨盤内臓器の環境 が大事だと私は思う。

(それには理由があります)

 

それと、、

今回、その産婦人科学会で報告されていたのが

 

染色体異常の疑いとされ、

破棄され移植されなかった胚のなかにも

正常胚が含まれる技術的な問題があった

 

という記述を読み、

今までチャレンジしてきたうちのお客様たちの

タマゴのことを想ってしまった。

(深く書くと 悲しいので避けます)

 

そして、また新たなトピックスがあって

 

今後、着床前スクリーニングで

期待されている技術は

胚を培養する際の

培養液のなかに含まれる胚のDNA

のスクリーニングなんだだそうです。

 

このメリットは

今までバイオプシー(胚生検)をするときに

胚の胎盤になるところの細胞をいくつか採取することによって

胚にダメージを与えていたけれど

その心配がないところ。

 

確かにダメージがないのは幸いだけれども、、

やはり正常胚が異常胚と診断されたり

異常胚が正常胚(という方向性はあまりなさそうだけど)

というのは困る。。

とっても困る。

 

 

そんなことを想ったので書いてみました。

 

 

そして!!!

 

このトピックのあとには

ちょっと違和感を覚えるかもしれませんが、、

 

今日、着床前スクリーニングを受け

正常胚を移植したかたの

妊娠報告(胎嚢確認も)がありました✨

 

このことには特になんの疑問もなく

 

着床すべき胚と

子宮やその他の環境がよかったこと。

そして、

そんな人智を超えて

生まれ来るべく運命だったのかな。

 

と想う。

 

おめでとう。

 

ほんとうにおめでとう。

 

 

ブログ内容と全然リンクしていませんが

アンリマティス「待つ」1921-1922

mado_20191023-5

 

アンリマティスは窓をモチーフにした作品がよくあります。

そんな中でもこの作品、私はとても好きな色彩で

フレンチグレーの窓枠の外には南仏を思わせる砂浜。

だけど、この女性たちはなぜか物憂げで。

 

何を待っているのでしょうか。

 

待つという時間が物憂いものであっても

その先に希望があるといいな。

 

とか、想ったり。

 

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