先日、70代の女性に
「血糖値が高いのでなにか生薬のお茶を、」と
お茶で調合のリクエストをいただいたので、
漢方は「杜仲」と「桑の葉」を調合させていただいたところ、
ぐっすり眠れるようになり、HbA1Cも安定してきた(下がった)
との嬉しい返答をいただきました。
たま〜にこんなこともやっています。
私は、漢方のみならず、
植物療法の分野だったら、
薬草や漢方に限らず、ハーブでも、アロマ(精油)でも
体に取り入れることが大好きで、惜しまないほうだと思います。
人間は太古の昔から、植物による癒しや療法を
生活のなかに経験則として長きにわたり、取り入れてきました。
そして、その有効成分や科学がいまや実証され
自ら学ぼうとすれば、植物療法はいつでも手の届くところにある。
あまり大きな声では言えませんが、
いや、堂々と言おう、、
更年期まっただなかの私
その私が、大好きな精油で、
ホルモン補充のように使っているアロマを紹介します。
クラリセージ(Salvia sclarea)
クラリセージは、上記の写真のように、サルビアのような
成り立ちのピンクの上品なお花です。
精油辞典をめくれば、、成分はこんな円グラフ。
(メディカルアロマはこんなことも学びます)
その割合の多くをしめるがエステル類。
痛みを沈めたり、神経バランスを整えたりということをしてくれます。
しかし、この精油に特筆すべき効果は、
固有成分であるスクラレオールです。
このスクラレオールが女性ホルモンに似たような作用をしてくれます。
(注意:妊活中のかたは正しい使いかたがあります。聞いてくださいね)
でも、クラリセージってどんな香り??
そう思ったらお店で聞いてくださいね。
クンクン嗅いで、脳に届けてほしいです。
香りは直接、大脳辺縁系に入るのです。
クラリセージは、私のイメージでは、
深〜い甘苦さ(?)のなかに、
紅茶のアールグレイがお邪魔したかのような、、
そんな香り(余計わかりにくい??)
ふたをゆるく空けておくと、
あれ、誰かアールグレイ淹れた?
って思うんです。
そこに甘い、バラの香りに似ている精油である
ゼラニウムを混ぜると、もっと華やかさと女性らしさが出ます。
なんか最近、女らしさを忘れている
更年期のホルモン不足だな〜
と思ったら、有機認証を受けている精油で
ブレンドすることもできます。
⭐︎
最近、はまっているのがお茶のブレンド。
来る日も来る日も、、
生薬などをあわせて独自のブレンドをしています。
秋には商品化をめざして!
今月の&プレミアムはお茶の特集。
友人が教えてくれたのですが、これ、すてきな雑誌です。
生活が豊かになる気がして、、最近ハマっています。
テーブルにちょこんと置いてある精油ビンは
有機ローズの精油。
寝るときに手首につけて寝るとリラックスするんです。
でも、小じわに良いと聞き、肌につけているけど
それはいっこうに解消されません。。。
どうしたものか