漢方薬局の片隅で

日々の子宝カウンセリングのなかで「心が動いたこと」「伝えたいこと」を中心にアップ。
タマゴのち天使

女性とプチ鬱の春

2018年03月16日

季節はどんどん春へ春へ。

肝の季節である春。

陽気が強くなってゆくにしたがって、気の流れも上昇しようとします

この気の流れに体がついてゆかないと

めまいやのぼせ、いらいらなどの症状がでがちです。

やたら眠い、に反して、なかなか寝付けない。

イライラ怒りやすくなる春になると多くなります

そして、不安、プチ鬱さん が多くなるのもこのころからです。

特にこういった症状は男性よりも女性に多いのです。

 

テレビや映画でもすぐに泣いてしまう

やたらと涙もろい

 

というのは、実はこの肝の働きが弱っている証です。

(肝の五液は「涙」であることからも)

 

⭐︎

 

つい先日、河北はペザンさん(自然栽培のハーブ園)に行ってきました。

そこで、オーナーさんに、

 

「これ、鬱とか不安にとても効果のあるハーブなんですが、

 なかなかうちでは販売難しくて」

 

と言って、見せてもらったのは、

セントジョーンズワート(セイヨウオトギリソウ)

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匂いを嗅ぐと、とても力強い香りがしてきます。

早速、自然栽培のこのセントジョーンズワートくんを購入してきました。

 

セントジョーンズワートは、

ドイツでは、不安やうつに処方されることが多いメディカルハーブで、

その作用機序も明らかになっています

ただし、ほか、医薬品との相互作用もあるハーブなので

できれば専門家(医師や薬剤師)に相談して購入するのがのぞましいと思います。

 

私は、昨晩、このセントジョーンズワートに、

トケイソウやリンデン、そして、

生薬でリラックス効果のあるものとブレンドして服用したのですが、

トケイソウの効果もあって、あっというまに熟睡

(もともと睡眠障害はありませんが)

 

医薬品ではなく、もちろん食品としての括りのなかでの販売ですので、

効果的なハーブや生薬をブレンドして調合することもできますよ。

 

 

そして、気分が落ち込むことや、プチ鬱な自分を責めたり、

落ち込まないでください。

大事なのはどうやって対処するかです。

どんな方法で優しく自分をケアするからだと思う。

 

 

これは、先週、東京は自由が丘にて。

ハーブソムリエの講習に参加してきた写真。

楽しかった〜。

フィト=植物がほんとうに好き。

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⭐︎

 

今日は、東京に漢方を送っているかたから、

体外受精の採卵で、37個!!!

のタマゴが採卵できたとメールありビックリ!!!

AMHがもともと高い方なのでしょうが、

けっこう強い誘発、刺激、だったんだろうなぁ、、と考察。

卵巣が腫れずに(いや、少しは絶対に腫れるはずと思う)済むといいな。

 

女性のみなさん、春をイキイキ過ごしてほしいと思います。

でも、ちょこっと気持ちが沈むときはお話しに来てくださいね。

 

 

メディカルハーブ, 不安

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