「ゴールデンウィークも開けてしまい
5月病のように、メンタルが低空飛行のまま、
なんとか仕事に行ってます・・・・(涙)」
そんなお声が多い5月のなかばでした。
そして、妊活さん(のこころ)にも休みはなく、
GWを過ごしていても妊活のことから頭が空っぽになることはないですよね。
そんななか、
44歳のかたが、体外受精による凍結胚の移植で
胎嚢の確認までできました。
(のち心拍が見え、継続しておられます)
どうかこのまま継続できますように。
さて、、
わたしの漢方的な考え、方針の主軸を
あらためてお話ししたいと思います
それは、
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からだに良いことをやる前に
そして、
からだに良いものを食べたり
サプリを飲む前に
「ネガティブなことを避ける」
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です。
どんなにからだに良いことを妊活でやっていたり、
漢方やサプリを飲んでいても
その背景に、食や生活の不摂生があると
その効果は半減します。
たとえば、
外食、加工食品、揚げ物、お菓子の摂りすぎをやめずに
かたやからだに良いことをやっていても
もったいないよ〜〜ということ。
そのなかでも、
治療をしていても、特に問題はないのに
「着床」がなかなかしないというかたに
わたしが漢方の問診でまず、お伺いするのは
アレルギーの有無です
「着床」というのは、半分は男性(旦那様)の遺伝子が
女性の子宮に「受精卵」というカタチでやってきます。
免疫が働くと、これを「異物」とみなし排除しようとします。
でも、異物とみなさず、
体が「拒絶」することなく、
着床を受け入れるのはどうしてでしょうか?
それは、からだのなかの免疫細胞が、
この「着床」のときばかりは、
特異的に免疫寛容に働いて、受精卵が攻撃れないように、
拒絶しないようにするからです。
つまり、正常な妊娠では
胎児や胎盤を攻撃するTh1細胞が減少してTh2細胞が優位となります。
そして、Th1/Th2比が高くなるほど受精卵を攻撃して、
着床ができない状態になると考えるのです。
難しい言葉を排除してお伝えすると、
<妊娠成立には、免疫のバランスがしっかり働いているということ>
しかし、昨今はアレルギーに悩む現代人がとても多く、
誰しもが、自分のなかの免疫システムの暴走に悩む時代。。
ここに、私は着床とも多いに関わっていると思うのです。
実際、このTh1とth2の比率で、バランスが悪い
(具体的に言うと、Th1が高い)かたに
ハードなアレルギー持ちのかたが経験則で
多いなぁと感じています。
体に良いことをやる前に
ネガティブな要因を考える。
そう、今年は全身のアレルギーを改善する
そんなところから考えてみるのはどうでしょうか?
アレルギーを治すことは「腸内環境」とも大きく関わり
そして、腸内環境が整えば、こころ、メンタルも大きく変わります✨
具体的に食養生からお伝えいたしますよ。
今月も漢方カウンセリングで会いましょう。