石川県は金沢市で 子宝相談 を通して
「ご夫婦の幸せづくりの応援をさせていただきたい♡」
と願う 漢方薬剤師,認定不妊カウンセラーの和みです
前回の①に引き続き、北陸中日新聞ポプレスの取材に
協力してくださった2人のお客様の記事について
感じたことを書きます。
☆
今回は、治療と仕事の両立で悩むひとが増えるなか、
支援のあり方を考える
ということに視点が向けられました。
特に、支援という意味では、
どんなことよりも、
財政面での「支援」や
不妊治療の名目での長期休暇などは
治療をしている当事者にとって
1番ありがたいのでは!
パナソニックや、キャノン(100万を上限に治療費の半額を補助)
などの大手企業の福利厚生の例を挙げていました。
うちのお客様(仮名:みちるさん)の言葉
治療費は2年間で300万円
毎月湯水のようにお金がかかり、夫婦げんかの種にもなった。
家だけで過ごすと治療を考え気がめいることがあり、
仕事ができる環境はありがたかった。
こう振り返っておられます。
仕事に関しては、
両立したい派の意見としては
経済的なもの
みちるさんのように、
治療ばかりの生活にしたくないという気持ち
がある一方、
同僚に急な休みを伝えにくい、
不妊治療と周囲に言いたくない、
というデメリットがある、という声も多数。
今回の記事のテーマは
忍活にしない支援を
という見出しでしたが、
妊娠のために治療をしています
というとてもポジティブで大事な活動を
「忍んで」しなければならない状況があるとすれば
ほんとうにそれは残念なことだと思うのです。
忍活という言葉、インパクト大でした。
取り上げてくれてありがとうございました。
☆
最後に、紙面にとっ〜〜ても大きく掲載された
みちるさんの感動ショット。
産まれて数ヶ月のいま現在。
苦難を乗りこえ、誕生した命。
輝いています。
生まれて来てくれてありがとう。
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本日は午後16時から、
神戸大学へ、カウンセリングの勉強のために
お店を不在にします。
(2泊3日の日程です)
師走の多忙な時期に、店を不在にし申し訳ございません。
しっかり学んできます。
☆
12月6日、北陸中日新聞のポプレス。
前編のタイトルは「卵巣年齢知ってる?」
この紙面は
取材協力してくださったうちのお客様
仮名:早苗さんが
「卵巣年齢は40歳を超えています」
とお医者さんに伝えられた、体験文から始まります。
取材を受けているとき、
いっしょに隣にいて、話を聞いていたのに、
紙面になって読むと、
ジワジワっと、早苗さんの気持ちが
再現され、こみあげてくるものが
☆
今年の夏ごろ、
北陸中日新聞社の男性記者さんから電話があって、
ポプレスという紙面で、
妊活を取り上げるとのこと。
教えてほしいことがあって、、
とおっしゃるので、
講演のときなどに使うスライドで
いま、不妊で悩むご夫婦に、
どんなことが起きていて、
どんなことで皆さん悩んでいるか、
どんな要素が不妊になり原因と想定され、
どんな治療法があって、、、などなど、
概要を駆け足で説明させていただきました。
と同時に、
当事者のお客様で取材に協力していただける方が
いたらお願いします、
とのことで。
ブログで呼びかけると、、
なんと!
ありがたいことに
私で良かったら、、
うちのお客様の
Sさん(紙面前編では仮名:早苗さん)
Kさん(紙面後編では仮名:みちるさん)
が手を挙げてくださり、
中日新聞社の社屋で、
インタヴューに応じてもらったりしたのでした。
今回、仮名:早苗さんの体験文から、
卵巣年齢についての知識について掘り下げている記事になっている。
この紙面のタイトル
「卵巣年齢知ってる?」
という問いに対し、多くの新聞の読者の反応は
何それ?
または
知らない。
が圧倒的に多いと想像されますよね。
だって、このAMH(卵巣年齢)は、
体外受精を行なうにあたって、
初めて知る、という人がほとんどだと思うので。
(石川県では特にそう。)
知りたい?知りたくない?
まだ未婚の女性はどう思うのだろう。
また、不妊治療をし始めて、
少ない、低い、と判明したかたも、
薬などで増やすことは出来ない。
ここが切ないところ。
でも、くれぐれも、
AMH低い=妊娠しにくい
という誤解にならないように、もっとフォローしてゆきたいな、
とてもよく編集された紙面だけど、
そんなふうに感じました。
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と願う 漢方薬剤師,認定不妊カウンセラーの和みです
12月13日の今日、夕方のニュースに流れたばかりの
ホットな話題です
この日、日本産婦人科学会の理事会が開かれ、
今まで、ご夫婦どちらかにでも遺伝疾患があるケースなど
ごく一部に認められていた「着床前スクリーニング」が、
来年度中にも臨床実験が行われるそうです。
まずは、
流産を2回以上経験した女性
体外受精(胚移植)して、3回以上着床しなかった女性
について、
受精卵すべての染色体を調べ、
異常のないものを子宮に戻し、
妊娠率が向上するか臨床研究を行うことが承認され、
(この検査の過程を「着床前スクリーニング」と言います)
2015年度ちゅうにも、
臨床実験を実施する予定だそうです。
染色体異常の有無もわかります。
ないものだけを子宮に移植します。
私の考察)
①
臨床実験を実施、、ということで、
日本のどの施設で、どれくらいの規模で行われるものなのか、
早くはっきりわかるといいな、と思う。
②
ダウン症などの染色体異常の有無もわかるということもあるし、
流産を繰り返し起こす女性の精神的、肉体的負担も減る、
ということで
これは正直、今現在、望んでいるひと、今後望む人が、
かなり! 多くなると思う。
染色体検査を行う施設の受け入れ体制も大事になってきますね。
③
受精卵すべての染色体異常を調べることによって、
なかなか妊娠しにくい、という女性の
「染色体異常率」が起きている割合 というものが
かなりはっきり、データーとして、
わかってくるんだろなぁーという予測。
④
ニュースで、佐々木アナが最後に総括として
言っていた言葉が私も胸に響き、
この着床前スクリーニングの是か非 は 置いといて、
(ほんとにそうなのよ、要は心と体の負担軽減!)
って強く思いました。
(以下、佐々木アナの言葉)
↓↓↓
「(命の選別など否定的な見解もあるが)
一歩踏み出す背景には、
高齢女性の妊娠に伴う、染色体異常の増加で流産などの体の負担を軽減すると共に、
出生前診断などで、生むべきかどうかという苦渋の選択を迫られない、
など、女性の精神的、肉体的負担を軽減する、
ということがあるようです。」
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