石川県は金沢市で 子宝相談 を通して
「ご夫婦の幸せづくりの応援をさせていただきたい♡」
と願う 漢方薬剤師,認定不妊カウンセラーの和みです
いよいよ年末ムードとなり、
ばたばたしております。
12月は例年のごとくそうなのですが、
妊娠報告がうちのお店では、とても多くなります
これはなぜなのでしょう?
それは、
「今年いっぱいまでに妊娠したい!いや、絶対にするぞ!!」
という 自分のなかに期限をもうけた、
イメージ、意思、想い、が叶うんだと、
私は勝手に想っています。
先週も2件、かけこみ妊娠報告がありました。
今年いっぱいまでに絶対に妊娠したかった!
いや、しなければならなかった!A子さん、
なぜなら、12月は転勤で金沢にいなくなるから〜(=治療できなくなる)
うちに来られて9ヶ月目、
たいのう、心拍、確認できました。
エンジェルリングがきれいに見えます☆
ほんとうに天使みたいですね。
☆
また先週は、、ほんとうにいろいろなご相談がありました。
妊娠初期以降のご流産の経験がある方。
名古屋ではとっても有名な
不育症専門病院で、自費の分も含めて
数多くの血液検査項目について調べられました。
すると、
血液凝固に関する 抗プロトロンビン抗体の数値が基準値の2倍
(→バイアスピリンやヘパリン注射で対応する)
また、
※ M-CSF(マクロファージコロニー刺激因子)の数値が低い、
(→ピシバニールという注射で対応する)
との指摘と、治療を受けることをすすめられ、
さらに、ストレス軽減のために、
メイラックスという心身安定剤の服用もすすめられた、とのことで
ほんとうにこれらの治療が必要なのかしら
と、とても戸惑ってる、
というご相談がありました。
不育症は、、
妊娠はするけれど、流産・死産・新生児死亡を繰り返してしまう
とても苦しいもの。
しかし、不育症は決して絶望的ではなく
統計的には、80%以上の患者さんが出産にいたっています。
また、普通に自然妊娠や出産をしている方でも、
詳しく不育の血液検査を受けると、
どれかにひっかかる人もいる、
と言われる、やや曖昧性のある病体です。
私は、
他専門医のいる病院での
セカンドオピニオンを求める事と、
和漢医薬学会での発表や臨床データーがある
血液凝固因子を軽減する漢方をおすすめしました。
そしてなによりも、
血液検査でクロ(陽性)と出た、ということは、
とてもドキっとすることでしたが、
何よりも、
それに対する対処がある、ということなので、
良かった、
という方向にとらえよう!
と伝えた気持ちが、
お客様も同じだったみたいで、
ちょっとほっとしました。
希望を来年へ、来年につなげて、、、
皆さんも !!
明日も、島田薬局はやっております。
お待ちしておりますよ〜。
※ M-CSF(マクロファージコロニー刺激因子)は、
妊娠を維持させるための生殖反応に重要な働きを担っているサイトカインの一種。
1997年、米国生殖免疫学会雑誌に報告されているとか。
関連記事
石川県は金沢市で 子宝相談 を通して
「ご夫婦の幸せづくりの応援をさせていただきたい♡」
と願う 漢方薬剤師,認定不妊カウンセラーの和みです
前回の①に引き続き、北陸中日新聞ポプレスの取材に
協力してくださった2人のお客様の記事について
感じたことを書きます。
☆
今回は、治療と仕事の両立で悩むひとが増えるなか、
支援のあり方を考える
ということに視点が向けられました。
特に、支援という意味では、
どんなことよりも、
財政面での「支援」や
不妊治療の名目での長期休暇などは
治療をしている当事者にとって
1番ありがたいのでは!
パナソニックや、キャノン(100万を上限に治療費の半額を補助)
などの大手企業の福利厚生の例を挙げていました。
うちのお客様(仮名:みちるさん)の言葉
治療費は2年間で300万円
毎月湯水のようにお金がかかり、夫婦げんかの種にもなった。
家だけで過ごすと治療を考え気がめいることがあり、
仕事ができる環境はありがたかった。
こう振り返っておられます。
仕事に関しては、
両立したい派の意見としては
経済的なもの
みちるさんのように、
治療ばかりの生活にしたくないという気持ち
がある一方、
同僚に急な休みを伝えにくい、
不妊治療と周囲に言いたくない、
というデメリットがある、という声も多数。
今回の記事のテーマは
忍活にしない支援を
という見出しでしたが、
妊娠のために治療をしています
というとてもポジティブで大事な活動を
「忍んで」しなければならない状況があるとすれば
ほんとうにそれは残念なことだと思うのです。
忍活という言葉、インパクト大でした。
取り上げてくれてありがとうございました。
☆
最後に、紙面にとっ〜〜ても大きく掲載された
みちるさんの感動ショット。
産まれて数ヶ月のいま現在。
苦難を乗りこえ、誕生した命。
輝いています。
生まれて来てくれてありがとう。
関連記事
石川県は金沢市で 子宝相談 を通して
「ご夫婦の幸せづくりの応援をさせていただきたい♡」
と願う 漢方薬剤師,認定不妊カウンセラーの和みです
本日は午後16時から、
神戸大学へ、カウンセリングの勉強のために
お店を不在にします。
(2泊3日の日程です)
師走の多忙な時期に、店を不在にし申し訳ございません。
しっかり学んできます。
☆
12月6日、北陸中日新聞のポプレス。
前編のタイトルは「卵巣年齢知ってる?」
この紙面は
取材協力してくださったうちのお客様
仮名:早苗さんが
「卵巣年齢は40歳を超えています」
とお医者さんに伝えられた、体験文から始まります。
取材を受けているとき、
いっしょに隣にいて、話を聞いていたのに、
紙面になって読むと、
ジワジワっと、早苗さんの気持ちが
再現され、こみあげてくるものが
☆
今年の夏ごろ、
北陸中日新聞社の男性記者さんから電話があって、
ポプレスという紙面で、
妊活を取り上げるとのこと。
教えてほしいことがあって、、
とおっしゃるので、
講演のときなどに使うスライドで
いま、不妊で悩むご夫婦に、
どんなことが起きていて、
どんなことで皆さん悩んでいるか、
どんな要素が不妊になり原因と想定され、
どんな治療法があって、、、などなど、
概要を駆け足で説明させていただきました。
と同時に、
当事者のお客様で取材に協力していただける方が
いたらお願いします、
とのことで。
ブログで呼びかけると、、
なんと!
ありがたいことに
私で良かったら、、
うちのお客様の
Sさん(紙面前編では仮名:早苗さん)
Kさん(紙面後編では仮名:みちるさん)
が手を挙げてくださり、
中日新聞社の社屋で、
インタヴューに応じてもらったりしたのでした。
今回、仮名:早苗さんの体験文から、
卵巣年齢についての知識について掘り下げている記事になっている。
この紙面のタイトル
「卵巣年齢知ってる?」
という問いに対し、多くの新聞の読者の反応は
何それ?
または
知らない。
が圧倒的に多いと想像されますよね。
だって、このAMH(卵巣年齢)は、
体外受精を行なうにあたって、
初めて知る、という人がほとんどだと思うので。
(石川県では特にそう。)
知りたい?知りたくない?
まだ未婚の女性はどう思うのだろう。
また、不妊治療をし始めて、
少ない、低い、と判明したかたも、
薬などで増やすことは出来ない。
ここが切ないところ。
でも、くれぐれも、
AMH低い=妊娠しにくい
という誤解にならないように、もっとフォローしてゆきたいな、
とてもよく編集された紙面だけど、
そんなふうに感じました。
関連記事