石川県は金沢市で 妊活カウンセリング、漢方カウンセリング を通して
あなたの「心とからだ」を整えるお手伝いがしたい
漢方薬剤師、心理士、認定不妊カウンセラーの和みです
☆お知らせ☆
2/27日〜28日、東京妊活カウンセリング日につき
あさっての月曜28日は、島田はお店に不在です。
☆
今日はお客様からAMH(卵巣予備能)について、
いくつかご質問を受け、
やはり、いまだに
AMHは卵巣のなかに残っている卵胞の数を示した数値。
という誤認識!
あるんだなあと感じたので今日のブログにあげてみました。
AMHは、原始卵胞(卵子の種みたいな細胞)から、
発育過程の卵胞への「供給量」を示すもので、
決して、残っている卵子の数を正確に表すものではありません。
また、ピルを服用することによって、
その供給量(卵胞の数が減るのでなく)が減ることがあり
(たまに、びっくり驚き不安になるかたも多いのですが)
ピルの服用をやめて、3ヶ月ほど経過すると、
また供給が復活し始めるようです。
◉AMHの平均値について。
AMHの平均値のグラフ。
(リプロダクションクリニック大阪のパンフレットより)
しかし、、
AMHには平均値というものがあってないようなもの、
と実感しています。
それは、年齢が若ければAMHの数値が高い!という相関性もなく、
低〜いひともいたり高〜いひともいたり、、
けっこうその年代の分布がバラバラなんです。
40歳以上のかたにも
AMHが高く保持されているかたも
いるんだなぁということも多々あり、
結論、
生まれ持った卵巣によるものなんだな〜と。
(食べ物、運動、体重によって、後天的には影響を受けるようですが)
◉AMHの「数値」と「卵子の質」
上記は無関係!
これは本当だと実感しています。
AMHが0.1のかたも今年、体外受精による妊娠報告がありました。
やっぱり、影響を受けるのは数値の少なさでなく、
卵巣のなかで受けた経過年数によるダメージによるものです。
(同じく、リプロダクションクリニック大阪のパンフより)
20年のダメージ =20歳
20歳の卵子。それを、ダメージというのでしょうか。
いま、40代で頑張っている方は、
ダメージなんて、考えなくていいから。
(考えたってしかたないもの)
自分のなかでまだ頑張っている卵子に働きかけるよう、
これ以上、卵子にダメージを与えないような生活や食事を。
いまできることを やれることを 考えよう。
過去にもどる扉はないのだから。
いま残っている卵子を慈しんであげよう。