漢方薬局の片隅で

日々の子宝カウンセリングのなかで「心が動いたこと」「伝えたいこと」を中心にアップ。
タマゴのち天使

高温期よりも低温期!

2016年09月10日
テーマ:生殖医療

今日はこれから、

大阪での研修会に出かけるため

そろそろお店をでます

 

ハードな生殖医療に関するブログ内容が続いたので

今日は基礎編、でもとっても大事なハナシを。

 

よくお客様とお話ししていて、

基礎体温の

 

「高温期が短い」

 

ということを

気にしているお客様が多くおられます。

 

確かに14日間しっかりあったほうが、

10日間で月経がくるよりも

よいには良いのですが、

高温期を考えるとき、

実は、すでに低温期から、

(月経がスタートしたときから)

成熟した卵子が育まれないと

黄体の分泌にも影響を与え

高温期がきれいに上がらないのです

 

高温期だけに目を向けないでね。

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また、

低温期が短い。

これが続くと、少し卵巣が元気がなくなっています

というサインです。

 

東洋医学では、

卵を育ている時期を「陰」とし、

この陰がしっかりとなければ

タマゴは成熟しません。

 

陰は育てるチカラであり、

拡散してゆくチカラであり

潤すチカラのことです。

 

 

この低温期の過ごし方、

高温期以上に実は大事なんです。

 

だから低温期が高すぎるのも「陰虚」で

あまりよい状態ではありません。

 

また詳しくお話ししますね。

 

 

 

 

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