漢方薬局の片隅で

日々の子宝カウンセリングのなかで「心が動いたこと」「伝えたいこと」を中心にアップ。
タマゴのち天使

着床前スクリーニングの臨床研究始まる!で思ったこと

2014年12月14日

石川県は金沢市で 子宝相談 を通して

「ご夫婦の幸せづくりの応援をさせていただきたい♡」

と願う 漢方薬剤師,認定不妊カウンセラーの和みです

 

 

12月13日の今日、夕方のニュースに流れたばかりの

ホットな話題です

 

 

この日、日本産婦人科学会の理事会が開かれ、

 

今まで、ご夫婦どちらかにでも遺伝疾患があるケースなど

ごく一部に認められていた「着床前スクリーニング」が、

来年度中にも臨床実験が行われるそうです。

 写真 4

 

 

まずは、

 

流産を2回以上経験した女性

 

体外受精(胚移植)して、3回以上着床しなかった女性

 

 

について、

受精卵すべての染色体を調べ、

異常のないものを子宮に戻し、

妊娠率が向上するか臨床研究を行うことが承認され、

(この検査の過程を「着床前スクリーニング」と言います)

 

 

2015年度ちゅうにも、

臨床実験を実施する予定だそうです。 

写真 3

 

 

染色体異常の有無もわかります。

ないものだけを子宮に移植します。

写真 1

 

 

私の考察)

 

臨床実験を実施、、ということで、

日本のどの施設で、どれくらいの規模で行われるものなのか

早くはっきりわかるといいな、と思う。

 

ダウン症などの染色体異常の有無もわかるということもあるし、

流産を繰り返し起こす女性の精神的、肉体的負担も減る、

ということで

これは正直、今現在、望んでいるひと、今後望む人が、

かなり! 多くなると思う。

染色体検査を行う施設の受け入れ体制も大事になってきますね。

 

受精卵すべての染色体異常を調べることによって、

なかなか妊娠しにくい、という女性の

「染色体異常率」が起きている割合 というものが

かなりはっきり、データーとして、

わかってくるんだろなぁーという予測

 

ニュースで、佐々木アナが最後に総括として

言っていた言葉が私も胸に響き、

この着床前スクリーニングの是か非 は 置いといて、

(ほんとにそうなのよ、要は心と体の負担軽減!)

って強く思いました。

 

(以下、佐々木アナの言葉)

 

↓↓↓

 

 写真 2

 

「(命の選別など否定的な見解もあるが)

 一歩踏み出す背景には、

 高齢女性の妊娠に伴う、染色体異常の増加で流産などの体の負担を軽減すると共に、

 出生前診断などで、生むべきかどうかという苦渋の選択を迫られない、

 など、女性の精神的、肉体的負担を軽減する、

 ということがあるようです。」

 

 

 

 

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