漢方薬局の片隅で

日々の子宝カウンセリングのなかで「心が動いたこと」「伝えたいこと」を中心にアップ。
タマゴのち天使

生理の血が少なくなって不安です

2013年11月12日

 

石川県は金沢市で 子宝相談 を通して

「ご夫婦の幸せづくりの応援をさせていただきたい♡」

と願う 漢方薬剤師,認定不妊カウンセラーの和みです

 

最近、寒いので、よくお鍋をします

 

日曜日は「白菜と豚バラ肉のミルフィーユ重ね鍋」

重ねて鍋にギュっと敷き詰める作業がたのし♪

白菜

 

そして、今日は薬膳鍋。豆板醤で辛いぞぉ〜

Photo

 

今日は、、

ほんとによく質問をいただく上記のタイトル。

今日も

こんなに生理の血が少なくて、妊娠できるのか心配・・・

とおっしゃっている方がいました

 

そこで必ず質問している事項なのですが

 

1)黄体ホルモンの数値は正常ですか?

2)クエン酸クロミフェン(通称、クロミッドやセロフェン)

  を飲んでいませんか?

3)内膜もエコーで薄いと言われたことがありますか?

 

ということを必ず確認しています。

 

上記をクリアできていて、、

そう、内膜も特に薄いと言われていないのにも

 

月経血がめちゃ少な!! 

 

という方は、こんな状況に左右されている可能性があります。

 

1)子宮の血流が良い、悪い。血流が良いとはがれた血液も多くなる。

2)子宮の収縮力の善し悪し。

  収縮力が正常なら、血液を外に出すチカラが正常に働く。

  収縮力が落ちる子宮の構造としては、筋腫、線筋症などがある。

  (内膜の壁が厚くなるから)

3)血液が固まりやすく、サラサラではない方は、月経血に塊も生じたり、

  血もナプキンに大きく広がらず、血液量が少なく感じる。

そして

4)血液やホルモンは、まぎれもなくタンパク質から作られます。

  食べたものから作られるということ。

   栄養失調による貧血は血液が作られにくく、月経にも影響を及ぼす。

 

 

などです。

 

ただ、私自身の経験と、お客様の問診から、

実感しているのは、

 

筋腫があったりなどの特殊なケースをのぞき、

月経血の量は30代中盤以降を境に、徐々に少なくなってゆくのが

ある意味ふつう。。

それは、子宮内膜の血管の老化や、、

卵胞の成熟度とも絡むのかな〜

と感じています。

 

あまり心配しすぎないで、栄養のバランスを考えましょう。

 

もし、まだ30代前半なのに、、とか、

自分はどんな状況なのかな?と感じたら

ぜひご相談ください。

問診により、あなたの状況を一緒に考えさせて頂きますね

 

 

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