漢方薬局の片隅で

日々の子宝カウンセリングのなかで「心が動いたこと」「伝えたいこと」を中心にアップ。
タマゴのち天使

不幸印のギフト?受け取りますか?

2017年04月29日
テーマ:書籍紹介

みなさん、いかがお過ごしですか?

 

GWは、辛い時期かもしれません。

 

それは里帰りや帰省をし

多くの親戚や、旧友と再会し、

自分の幸せの価値を人と比べ

測ってしまうことを、

特に、女性はしがちだからです。

 

⭐︎

 

私のゴールデンウィークの過ごし方は、

毎年、本を黙々と読む。

そんななか、久々に感銘を受け、涙した本がありました。

私の涙のスイッチは人と違うのでここは気にしないでください

それは

精神科の泉谷閑示(いずみやかんじ)先生

「普通がいい」という病

 

〜わたしたちはみな他の人たちとは違う

『角』(つの)を持って生まれてきました〜

 

そんなふうにこの本は始まります。

世の中のいわゆる「普通」ってなんだろう?

そして「普通の幸せ」ってなんだろうね。

そんなところから問いかけは始まります。

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心と身体は繋がっていて、

頭という暴君が、心を抑制しコントロールしている。

下記の絵 →だから、頭が心にフタをしている.

無理やりこれにフタをし続けるひとはとどうなるか?

さぁ、どうなると思う??

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「不幸印のギフト」

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病気や苦しみとは天からのギフトのようなもので

その中にはとても大切なメッセージが入っている。

それは<不幸印>のラッピングペーパーに包まれているので

ていていは嫌がって受け取られない。

しかし、それは受け取らないかぎり、

何度でも再配達されていてしまう

思い切って そのいまいましい包みをほどいてみると

そこには、自分が自分らしく生きていくための

大切なメッセージが見つかる。

 

 

「言葉の手垢」ってなんだ?!

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例えば、、「普通」という言葉には

平凡でみなと同じことが良いことなんだ、

安心なんだ、間違いない。

という偏った価値観がベッタリとくっついているという。

 

この本は「癒し」や「啓蒙」本でないけれど

もし、

頭でばかりモノごとを考えるひと

頭で心にブレーキをかけるひとには

 

とても読んでほしい本かもしれない。

 

そして、

悩むことは健康、健全なこと

だということを教えてくれる。

イラストや図説も豊富で読みやすいです。

 

私は、たぶん 頭で考えるより

心で感じることを 抑制せずに、

行動できるほうだと実は思っている。

(そして、それはなによりも周りの家族や環境のおかげである。)

そして、もっともっと

自分の頭のコントロールを外し

自分を探求しようと思う

 

不幸印のギフトがきても

私は勇気を持って開ける!(かな?〜笑)

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