今日はいろんなことがあった1日。
そして「命」について深く考えた1日。
今日のことは、きっといつか
このブログで書こうと思う。
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今日のトピックはコレです⇩⇩⇩
低濃度メチル化水銀 胎児に影響
毎日新聞の「1面」にこれです。
魚の摂取によって体に取り込まれた、
メチル水銀。
このわずかな量のメチル水銀が
胎児の神経系に悪影響を与え、
神経系の発達に影響を与えるというショッキングな記事。
卵子の質や精子の奇形率を良くしたいというとき、
お魚の油成分であるEPAやDHAが有効であるという海外の学会発表もあり、
食養生では、よく「お魚を食べてね」と
私もお伝えすることが多々あります。
でも、EPAを豊富に含む、
クロマグロ、メカジキなどの魚(特に大きな魚)は
特にメチル水銀が多く検出されるといい、
食物連鎖によって、私たちの体のなかに取り込まれます。
メチル水銀は、アミノ酸の一種のシステインと結びつき、消化管から吸収されます。
脳や胎盤などは、関所があって、
重金属や有害なものは通常はブロックされるのですが、
アミノ酸と似た構造をとっているので、
簡単に脳や胎盤を通過し、胎児にも影響を与えてしまうのです。
なんとも、、怖いハナシです
じゃあ、妊娠したら、用心してお魚を制限すればいいでしょ?
妊娠してから、、?
本当にそうでしょうか?
最近、ほんとうに原因不明の不妊が多いです。
若い女性の排卵障害も。
有害な物質は、水銀だけでなく、ほかの重金属であったり、
そしてダイオキシンや環境ホルモン、
そんなものが私たちの内分泌系を狂わせている
というハナシも耳にしたことがあると思います。
もし、
そんな目に見えないようなものが
妊娠力に影響を与えているとしたら
まずは、それらの有害物質から体を守ること。
排出を高め、
デトックスをする必要があるのかもしれません。
もう何年も前に読んでそれはそれは大きな衝撃を受けたレイチェルカーソンの
「沈黙の春」
を思いだし、取り出してみた。
これは、私が生まれるより前に出版され(1962年)ベストセラーになった本。
世界で初めて化学物質が環境に与える危険性を示唆し、
この本をきっかけに、
アメリカ政府はDDT(有機塩素系の殺虫剤、農薬)
の使用を禁止する法律を制定するなど、
国家をも動かすインパクトを全米に与えたという本。
沈黙の春
私たちは自然の1部。
でも、口に入れるもの(添加物)
大気から取り込むもの(空気汚染)
大地(農薬)から取り入れるもの、
そして、魚まで、、、
そんなものの汚染が、
いろいろなカタチで巡って、
生態系(妊娠力に直結)に影響を及ぼしているのかもしれません。
じゃあこれからどんなことに気をつければいいの?
その続きはまたカウンセリングのときに
お話しますね。