石川県は金沢市で 子宝相談 を通して
赤ちゃんが出来たら幸せだなぁ、と願うあなたの「心とからだ」を整えるお手伝いがしたい
漢方薬剤師,認定不妊カウンセラーの和みです
つい先日、、
男性おひとりでうちのお店の初回カウンセリングに
来てくださった男性がおられました
ご予約なしで来られたので、私があいにくカウンセリング中。
再度、初回の予約を取っていただきたく、
ご相談内容をお尋ねすると、
「男性不妊で」
とひとこと。
お帰り際、わたし、思わず
「男性が自覚をもって、こんなふうにおひとりでも
来ていただけることは、
本当にありがたいと思っています。」
と感謝の言葉を述べたい気持ちにかられ、
そうお伝えしました。
いままでなんども伝えて来ましたが、
いまや、不妊の原因は、男女平等、男女半々にあります 。
6月に参加した「子宝カウンセラーの会」での
天の川レディースクリニックの院長先生のご講演スライドでは
男性不妊は55パーセント
女性不妊は45パーセントと伝えていました。
男性の精子の悪化が進み、大変なことになっている
とおっしゃっていました。
いま、男性の精子がこんなに悪くなっている背景には
いろんな要素、要因があると言われますが、
(お店で詳しく個別にお伝えしています)
もし、かりに精液検査の結果が悪くても、
誰かに相談したり、生殖医療の助けをかりたり、
食事や、生活のリズムや、習慣(サウナや喫煙など)を見直そう!
そう思うことや取り組みは、とても前向きで素晴らしいこと。
恥ずかしいことではありません。
それは、奥様を守ることにもつながるのです。
あの鈴木おさむさんだって、
(最近のブログではいろいろ物議を呼んでいましたが)
自分の精液検査の所見の悪さからAIHに踏み切ったことも明らかにして、
その結果、、笑福(えふ)くんが生まれたのですから。
「男性不妊で」と言える男性は、
むしろ好感が持てるとさえ私は最近思うようになりました。
最後にデーターを。
高度生殖医療による生産率です。
これは、妊娠率ではなく、嬉しい出産までこぎつけた
「出生児数」のグラフです。
クリックで拡大 ↓↓
(高橋ウィメンズクリニック様のブログから画像を抜粋)
2012年のデーターですが、
これを見ると、黄緑色の部分がとても伸びているのがわかりますね。
これは、凍結胚による移植での妊娠、出産の症例数です。
また、高橋ウィメンズクリニック様の院長先生のブログには、
上記データーに関し、こう解説がありました。
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全体の妊娠率は、
IVFで22.6%、ICSIで19%、TESE-ICSI で15%でした。
やはりIVFの方が、ICSIよりも3~4%妊娠率が高いのですね。
流産率は、IVFで24.8%、ICSIで28.0%、TESE-ICSIで26.2%でした。
したがって、IVFで受精するならば、
ICSIよりもIVFの方が、妊娠率が高く流産率が低い傾向があるのですね。
安易にICSIをおこなう事はやはり勧められません。
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顕微受精を行う背景には、それこそ男性因子だけでなく、
卵子側の因子もあると思われますが、
やはり、自然に近い方法がよりいいということなのでしょうか。
( 顕微受精で授かったかたは、それで良いのです。
それに不安持たなくてもまったく良いのですヨ〜。)
そして、やっぱり
妊活はおふたりで、ですね。